屋根の葺き替えが必要となった場合に、もっとも気になるのが費用の目安です。
今回は、屋根の葺き替え工事にかかる費用の目安はどのくらいなのか、そして工事代金以外にどんな費用がかかってくるのかについてご説明します。あわせて、火災保険が適用できる屋根の葺き替え事例や業者選びのポイントなどもご紹介します。
屋根の葺き替え工事にかかる費用の目安
屋根の葺き替え工事にかかる費用の目安としては、屋根の面積が100㎡程度の場合、おおむね以下のとおりとなります。
- スレート屋根:120~160万円程度
- ガルバリウム鋼板屋根:130~180万円程度
- 陶器瓦屋根:200万円前後またはそれ以上
これは、足場代・養生代・古い屋根材の撤去と処分・下地の撤去と新設・防水シート敷設・新しい屋根材の敷設・棟(むね)の設置・軒(のき)やケラバの設置などが含まれた費用です。
消費税だけでなく諸経費などもかかってくる可能性がある
屋根の葺き替えにかかる費用は、先ほど述べた工事代金だけではありません。消費税は当然ながらかかってきますし、工事代金の10~20%程度を諸経費として計上する業者も多いです。
さらに業者によっては、現場管理費や書類作成手数料などの名目で別途費用を請求するところもあります。
消費税と諸経費だけでも数十万円、現場管理費なども必要とする業者についてはそれ以上の費用が工事代金とは別にかかるという点を理解しておきましょう。
屋根の葺き替えに火災保険が適用できるケースもある
屋根の葺き替えにはかなりの費用がかかりますが、この屋根の葺き替え工事が火災保険の適用対象となるケースもあります。
火災保険適用となるのは、風災・雪災・雹災などの天災および突発的な事故が原因で屋根の葺き替えが必要となった場合です。
たとえば、台風時の飛来物で屋根瓦が粉々になってしまったなどという事例は火災保険の適用対象となりますので、所定の申請方法を守れば、火災保険を使って屋根の葺き替えができます。
屋根の葺き替えは業者選びも重要
屋根の葺き替えをする際には、どの業者を選ぶかという点も非常に重要です。
屋根の修理実績が豊富な業者を選ぶのはもちろんのこと、見積りは現地をきちんと確認したうえで無料見積りを出してくれるところ、火災保険についての知識にも長けている業者を選ぶことをおすすめします。
火災保険についての知識にも長けている業者なら、屋根の葺き替えに火災保険が使えそうかどうか的確にアドバイスしてくれるだけでなく、申請時にもサポートをしてくれるという安心感もあります。
屋根の葺き替え費用は高額!火災保険適用可否のチェックや業者選びはしっかりと
屋根の葺き替えは、工事代金だけでも高額になるうえに、そこに諸経費や消費税、さらに業者によっては現場管理費なども計上してくるため、これらも含めると相当な負担となります。
だからこそ、屋根の葺き替えの際は火災保険が適用できるかどうかをチェックし、優良な業者を選ぶことが重要です。業者選びについては、実績の豊富さだけでなく火災保険への知識や見積り時の対応などもチェックして選びましょう。
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