雨漏りによる壁紙のシミや剥がれに気づいたときの対処法

雨漏りによって壁紙にシミや剥がれ、めくれが生じてしまった場合、どのような対処をすればよいのかは悩みどころです。ここではシミや剥がれなどの壁紙トラブルの対処法および、根本的な問題を解決するヒントをご紹介します。

雨漏りによって壁紙にシミができてしまった場合の落とし方

雨漏りによって壁紙にシミができてしまった場合、素人でもできる落とし方としては、漂白剤を使った方法と、塗料を使う方法の2種類が挙げられます。以下で詳しくみていきましょう。

軽いシミなら漂白剤だけで消える可能性あり

市販の漂白剤を数倍程度に薄めてスプレーボトルに入れ、シミのある部分に吹きつけてしばらく時間を置き、水拭きと乾拭きをするだけでシミが消える場合があります。

その場ですぐ消えなくとも、さらに時間がたてば漂白効果が出ることもあるので、漂白剤を吹きつけてもシミが消えない、という場合でもそこから1~2日は様子を見ましょう。

この方法はとても手軽にできますが、スプレーした部分だけが不自然に白くなってしまうというリスクはあります。

シミを塗料で隠せばシミが消えたように見せられる

塗料のなかには壁紙の上に塗って使えるタイプのものもありますので、そうした塗料を使って物理的にシミを隠すという手もあります。

ただし、この場合は一部の箇所だけの塗装だとどうしても不自然になりやすいので、全体の塗装が必要となる可能性が高いのがネックです。

漂白しても消えない、自分での壁紙塗装は難しいという場合は、思いきって壁紙を張り替えることも検討したほうがよいでしょう。

雨漏りで壁紙が剥がれてしまったときの対処法

雨漏りによって壁紙に剥がれ・めくれが生じてしまった場合は、部屋をしっかり換気して、壁紙の湿気・水分をよく飛ばします。そのうえで壁紙用の糊を使って接着すれば、剥がれた部分の補修は簡単に済ませることができます。

雨漏りそのものへの対処をすることが最重要

雨漏りによって壁紙にシミができたり、剥がれが生じたりした場合、対処はある程度自分でもできますが、そのトラブルの大元の原因である雨漏り自体をなんとかしなければ、今後も壁紙のトラブルが起こることは避けられません。

雨漏りが家に与える悪影響は壁紙トラブルだけではありませんし、早急に雨漏り状態を改善することが必要です。根本的な問題を解決するためには、自社施工の雨漏り修理業者に依頼して、雨漏りをしっかりと修理してもらうことをおすすめします。

雨漏りによる壁紙トラブルは自分でも対処できるが最大の問題は雨漏りそのもの

雨漏りによる壁紙のシミや剥がれ、めくれなどが発生した場合でも、対処は素人でもある程度行うことが可能です。

しかし、いくら壁紙トラブルへの対処をしたとしても、そのトラブル発生の大元の原因である雨漏りを止めなければどうしようもありません。

雨漏り修理は、雨漏り箇所を正確につきとめて確実にしてもらう必要がありますので、経験豊富な自社施工の雨漏り修理業者に依頼するのがおすすめです。

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