波板を使用した屋根の台風対策3つのポイントを徹底解説

波板を使用した屋根は、総じて「台風に弱い」という弱点を持っています。

しかし、きちんと対策をすれば台風被害を最小限に抑えることも可能です。今回は、波板を使用した屋根の台風対策を徹底解説します。

波板を使用した屋根の3つの台風対策

波板を使用した屋根の台風対策のポイントを、3つに分けてご紹介します。

1. 波板の固定は最大のポイント

波板を使用した屋根の台風被害を食い止めるためには、何よりもまず波板がきちんと固定されていることが重要です。

目視できる部分に、固定具の外れやゆるみがなく、きちんと固定されているかどうかをしっかりチェックしましょう。

台風ほどではない風を受けただけで波板がバタバタと音を立てるような状態なら、波板固定がきちんとできていない可能性が高いです。

2. ヒビや割れのある部分は修理する

波板は強い風を受けると、ヒビや割れのある部分からどんどん破損が広がっていきます。

だからこそ波板の状態はこまめにチェックし、ヒビや割れが生じた場合は修理や張り替えが必要です。

3. 変色するほどの劣化やゆがみは張り替える

波板がかなり変色している、ゆがんでいる、という状態の場合、波板自体の劣化がかなり進んでいる可能性が高いです。特に、ゆがみが生じている場合はゆがみによる波板のふくらみで風を強く受けやすい分、台風による被害も出やすくなります。

こうしたリスクを避けるため、劣化が進んだ波板は台風被害にあう前に張り替えるのが理想的です。

台風が過ぎ去ったあとも波板の状態をチェック

台風が過ぎ去って、波板も飛ばされることなく無事だった、という場合でも安心してしまうのは禁物です。

可能なかぎり波板の状態をチェックして、問題が発生していないかどうかを確認しましょう。

特に、波板のどこかで固定がゆるくなってしまっている、という可能性は高いので台風後の波板固定のチェックは必須です。

波板の修理・張り替えは実績豊富な業者に依頼

波板の劣化が進んでいて張り替えをしたほうがよいように思える、台風後に波板をチェックしたら割れや穴ができていた、といったケースでは、早めに波板の修理や張り替えをする必要があります。

自力で修理や張り替えをするのではなく、波板の修理や施工の経験が豊富な業者に相談・依頼し、台風に強い波板屋根を実現してもらいましょう。

雨漏り修理業者なら波板の修理や張り替えも数多く手がけていますので、まずは一度そうした業者に問い合わせてみることをおすすめします。

波板は台風被害が出やすいからこそ対策が必要

波板を使用した屋根は、元々波板が風を受けやすいというだけでなく、固定の甘さなども原因となって台風被害が出やすい傾向にあります。

台風被害を未然に食い止めるため、そして被害が出たとしても最小限に抑えるためには、波板の固定チェックをはじめとした対策をしておくことが大切です。

波板の修理や張り替えが必要となった場合は、雨漏り修理業者など波板施工の実績が豊富な業者に依頼しましょう。

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