天井から雨漏りしてはじめて屋根瓦を考える

屋根瓦と真剣に向き合う時は、あまりいいタイミングではありません。

天井から雨漏りをしていることに気付いた時、屋根で何かが起きている…と行動を起こさなくてはいけなくなります。なるべくならば考える機会がない方がいい屋根瓦も、雨漏りとなれば早急に対応してみてください。

少し高いマンションなどから住宅街を見ると、築浅の住宅は「瓦ではない」屋根が多いようです。瓦ではない…と勘違いしがちですが、昔からある「瓦」風ではなくなっただけで、より素材やデザインが豊富になっていると言えます。現在でも屋根の多くは、瓦でつくられていることがほとんどです。

瓦のイメージは、「陶器瓦」でしょうね。

この耐久性はものすごいのです。劣化しらずで、メンテナンスもほとんどいりません。半永久的に持続する瓦と言われています。ただ陶器なので、残念ながら強い衝撃には耐えられません。地震でずれたり、落としたりすれば修理が必要となります。

古くから建っている住宅ならば、何度か地震を経験していると思います。陶器瓦だったとしても、雨漏り以前にきちんと瓦が並んでいるか、設置面の剥がれがないか、確認しておくことをお勧めします。今後も安心して暮らしていくことができます。

軽量で安価で工事が簡単な瓦は、セメント瓦(スレート瓦)です。

新築の住宅など、ちょっと予算を押さえたい時などにはとても重宝します。セメントに様々な塗料を塗ってあるので、デザインや色の選択肢がたくさんあるのが特徴です。

陶器素材と違い、セメントは水分を蒸発させません。年数が経てばひびや割れ、変形が出てくるでしょう。20年から30年と言われていますが、突然雨漏りになる前に定期的な屋根のチェック・簡単な修理は必要となるでしょう。

独創的なデザイン住宅の屋根にふさわしいのは、金属瓦でしょう。

金属のため、加工がしやすく、素材も増えてデザイン性が増したので、特徴的な屋根を希望している方にはぴったりです。

金属なので耐火性にすぐれ、軽量なので地震の際も強さを発揮します。さらに、ガルバニウム鋼板ならば、金属特有の「錆」にも強く耐久性もかなりアップします。ただ、何もしなくていいわけではありません。特徴ある屋根の形に合わせるため、屋根瓦の加工がされているので、錆や穴あきがないか定期的なチェックは必ず必要となります。

屋根瓦は素材によって、雨漏りの可能性や素材の劣化、修理の箇所が変わってきます。

大阪府吹田市中心に「雨漏りのプロ」として多くの修理・工事を手掛けている、雨漏り修理カンパニーは、「原因を見つける」プロとも言えます。

定期的なメンテナンスやチェックなど無料点検調査もありますので、まずは雨漏り修理カンパニーへお気軽にお問い合わせください。