防水工事について、、、

こんにちは!

防水工事といっても様々な工法があり、その都度現場を確認し

どのような工法が一番適しているのか判断し施工していきます。

例えば、新築でまだ何も手を加えていない素地等の場合

まず下地調整、粉末のモルタルをペースト状になるように水と混合し

防水したい箇所へ塗布していきます。土間、立上り(巾木)

モルタルを塗布する事によって、元の素地との縁を切り、新たな地を作ります

次の工程がプライマーを塗布していくのですが、モルタルとの付きがいいので

この下地調整は絶対に必要になります。例外もありますがまた次回書きます。

そしてしっかり乾燥させてから

プライマー塗布、プライマーとは簡単に言うと接着剤のようなものになります。

これがないと剥がれてきますのでしっかり細部まで塗布します

プライマーにもその用途に合わせて種類があるのでご注意!!

これまたしっかり乾かして下さい。乾いていない状態だと剥がれやすくなってしまいます

次に手摺足元・入隅等にコーキング材を打設します。

一番多い雨漏りの原因なので、しっかり打設します。これをする事によって

揺れ等、にも強くなりますね!

硬化しましたらいよいよ防水材を塗布していきます。

ウレタンと言う材料を使い塗布していきます。ウレタン樹脂の略で合成ゴム等に使われています。

それを使い下塗りしながらガラスメッシュのシートを貼り付けていきます

ガラスメッシュとはポリエステル長繊維のシートで、補強材として使用します。

先程書きました、入隅が雨漏りの原因に多い為コーキング処理しました箇所に

ガラスメッシュを増し貼りし、その後立上りから土間にかけガラスメッシュを

貼り付けていきます。

はり終わるとしっかり乾燥させ硬化するのを待ちます。

ガラスメッシュを貼る際、つなぎ目はしっかり重ね合わせます、(100mm程度)

硬化すると、立上りには(巾木)立上り用の材料

土間には、平場用の材料を一定の量塗布していきます。

これを二回塗り重ねていき、最後にトップコートを塗布します。

トップコートとは、コーティング剤のようなもので、ウレタンは紫外線に弱いので

トップコートで保護します。

お色もお客様と相談し決める事ができます。

塗布する際、土間にわ滑り止めとしてゴムのチップを一緒に撹拌し

塗布します。これで硬化するのを待ち、硬化すれば工事完了になります。

この施工、工法はウレタン塗膜防水密着工法と言います。

最後まで読んでいただき有難うございます。

一部の施工工法の紹介でした。また別の工法の紹介もしていきます。

是非読んで下さいね

AMEST