ベランダに屋根を取り付けるメリットや費用相場を紹介

屋根のなかったベランダに屋根を取り付けるとどんなメリットがあるのか、ベランダに屋根を取り付けるにはどのくらいの費用がかかるのか、今回はそれらについてご説明します。

ベランダに屋根を取り付けるメリットとは？

ベランダに屋根を取り付けるメリットとして真っ先に挙げられるのは、雨の日や雨が降るかもしれない日であっても洗濯物を干せる、という点ですが、メリットはそれだけではありません。

たとえば、紫外線をカットするポリカーボネートをベランダの屋根材として使えば、室内に入ってくる紫外線の量を大幅にカットできるので、室内のフローリングが紫外線で劣化するリスクを低減できます。

また、直射日光が室内に入りにくくなるので冷房の効率が良くなる点も見逃せないメリットです。

ベランダに屋根を取り付ける費用相場は、もっとも安価な塩化ビニール波板を使ってDIYで屋根取り付けをするなら数万円程度で済みます。

業者に依頼する場合はそこに作業費（施工費）が加わるのでもう少し高くなります。屋根材に詳しい業者の多くは、衝撃に弱くて寿命も短い塩化ビニール波板よりも、耐衝撃性に非常にすぐれており、耐候性もあり寿命が長いと評判のポリカーボネートを屋根材におすすめするケースが多いです。

この場合、施工費なども含めた総額費用の相場は10～15万円程度といったところでしょう。元請けをしていてコストダウンを図っている業者は10万円未満でも引き受けてくれる可能性があります。

もちろんそれとは逆に、とことんハイグレード仕様にこだわった場合はこの相場よりも高くなり、数十万円レベルになるのも珍しくありません。

ベランダ屋根の取り付けは、DIYでやれば費用は最小限に抑えられますが、施工品質に不安が出やすいこと、そして何より素人の高所作業は危険なのでおすすめはできません。

ベランダの屋根は一度取り付ければそこから長年活躍してもらう必要があるので、ベランダの屋根取り付け工事の実績が豊富な業者に依頼して、しっかりとした施工をしてもらいましょう。

ベランダに屋根を取り付けるのは、雨が降っても洗濯物を干せるというだけでなく、室内を紫外線劣化から守る、冷房効率を高めるなどといった数々の大きなメリットをもたらします。

取り付け費用をとことん抑えたいならDIYという手もありますが、危険ですし施工の品質にも不安が残りますので、今後の長年の満足と安心感を得るためにベランダ屋根取り付けは実績豊富な業者に依頼することを強くおすすめします。

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