波板の交換にかかる費用相場や交換タイミングについて

カーポートやベランダ、物置などに使っている波板の交換を検討する人にとって、気になるのがその費用相場です。

ここでは波板交換の費用相場をお知らせするとともに、交換のタイミングやDIYと業者依頼のどちらがおすすめなのか、といったことについてもお話しします。

波板の交換にかかる費用相場は？

波板の交換にかかる費用は、波板の種類や、どれだけの範囲を交換するかによって異なります。業者に依頼した場合、一般的な広さのベランダ屋根の波板の交換であれば、数万～10万円ぐらいが相場です。

屋根材としてもっとも安価で済むのは塩ビ波板ですが、衝撃への耐久性がないことや、耐久年数が非常に短いというデメリットがありますのであまりおすすめできません。

基本的には、価格の性能のバランスがもっともすぐれていると考えられるポリカ（ポリカーボネート）波板を選ぶのがおすすめです。塩ビ波板よりは少々コストがかかりますが、耐衝撃性・耐候性にすぐれており、長寿命という大きなメリットがあります。

波板の適切な交換タイミングは、波板の資材が劣化して本来の性能を保てなくなってくる頃です。

たとえば一番安価で耐久年数が短い塩ビ波板の場合は、たとえ見た目に穴やヒビなどがなくとも、3年を超えたあたりで交換を検討するのがおすすめです。

これに対してポリカ波板の場合は、10年前後はしっかり性能を維持できます。交換が必要となる頻度は塩ビ波板よりもはるかに少ないため、結果的にはこちらを選んだほうがトータルのコストは抑えられる形になります。

波板の交換方法は「DIYでやる」という方法と「業者に依頼する」という方法とがありますが、カーポートやバルコニーなど、波板を屋根材として長年快適に使いたいと考えるのであれば、やはりプロである業者に依頼するのがおすすめです。

DIYでの波板交換は、悪い言い方をすれば素人作業になってしまうので、どうしても雨漏りなどのトラブルが発生する可能性は業者に依頼するよりも高くなってしまいます。さらにカーポートやベランダの波板を交換する際の高所での作業は危険もともなうため、その点でもDIYはおすすめできません。

波板の交換を業者に依頼した場合の費用相場は、一般的な面積のベランダの屋根だと数万円～10万円程度です。

DIYでやればさらに安価で済ませることも可能ですが、DIYでの波板交換は作業時の危険性や施工後のトラブルリスクが高いというデメリットがあるのでおすすめできません。

波板の交換作業は可能なかぎり、DIYで済ませるのではなく業者に依頼することをおすすめします。

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