ベランダ屋根の修理をDIYで行う際に気をつけるべきこと

ベランダ屋根の修理をDIYで行う際に気をつけるべきこと

古い屋根

ベランダ屋根の修理をDIYでやりたい、と考えた場合に、どんなものを用意して、どんな点に気をつけて作業をするべきなのでしょうか。

ここではその疑問にお答えしたうえで、業者に修理依頼をすることのメリットもお伝えします。

ベランダ屋根の修理をDIYで行う場合に必要となるもの

ベランダ屋根の修理をDIYで行う場合に、最低限必要となるものは以下のとおりです。

  • 屋根材(ポリカ波板など)
  • フックボルト(屋根材を固定するために必要)
  • プラスドライバー(古いフックボルトの取り外し・取り付けに必要)※ナットタイプのフックボルトの場合は不要
  • ペンチ(ネジ穴がつぶれている古いフックボルトの取り外しに必要)
  • 波板切りバサミまたはノコギリ(古い屋根材の処分や新しい屋根材のサイズ調整に必要)
  • 電動ドリル(フックボルトを通す穴をあけるのに必要)
  • 作業用手袋(屋根材などで手を切る恐れがあるため)
  • マスク(粉塵を吸わないようにするため)

見てのとおり、屋根材さえ用意すればOKというわけではありません。

ベランダ屋根の修理をDIYでやる場合の注意点

ベランダ屋根の修理をDIYでやる場合に一番注意すべき点は、ベランダ屋根の修理は非常に危険な作業だと理解したうえで行うことです。

パネルの張替えが必要なレベルの修理となると、脚立を使うだけでなく、ベランダの外側へ身を乗り出す形での作業となります。しかもベランダが2階、3階などの高所にある場合はさらに危険性が高まります。

また、それだけ危険な作業でありながら、DIYでの修理をしても施工が不十分などの理由で雨漏りなどのトラブルが起こることも少なくない、という点も注意すべきポイントです。

ベランダ屋根の修理はDIYよりも業者依頼がおすすめ

ベランダ屋根の修理はDIYでやれば費用自体は安く済ませられますが、作業にともなう危険性や、施工後にトラブルが発生するリスクが高いという理由もあっておすすめできるものではありません。

これからも長く快適にベランダを使いたいと考えるのであれば、業者に依頼するほうが安心です。人件費などがかかる分DIYよりも費用はかさみますが、安心感が格段に違います。

ベランダの屋根修理などの作業を得意としている業者で、見積りまでは無料でやってくれる業者、見積書に記載した費用以外は一切請求しないことを約束してくれる業者を選びましょう。

DIYでのベランダ屋根修理はデメリットや注意点が多い

ベランダ屋根の修理をDIYでやることは不可能ではありませんが、用意しなければいけない道具が意外と多いことや、作業の危険性、施工後のトラブル発生リスクなどを考えると、総合的に見ておすすめできる選択肢ではありません。信頼できる業者に依頼することを、ぜひ前向きに検討してみましょう。

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