ベランダのトタンをDIYで張替える方法を分かりやすく解説

ベランダのトタンをDIYで張替える方法を分かりやすく解説

波板を切る

ベランダのトタンをできればDIYで張替えたい」と思う人も少なくありませんが、そんなときはどのような手順で、どのような点に注意して張替えをすればよいのでしょうか。ここでその疑問にお答えします。

ベランダのトタンをDIYで張替えるにはどうすればいい?

ベランダのトタンをDIYで張替えるには、以下の手順を守りましょう。

1.トタン張替えのために必要な道具・資材を準備する

波板・フックボルト・プラスドライバー・ペンチ・波板切りバサミまたはノコギリ・電動ドリル・作業用手袋・マスクなど。一般的なベランダの大きさの場合、波板は6尺のものが6枚もしくは7枚必要となるが、実際にどれだけの枚数が必要になるのかは、ベランダそのものを見て確認しておくこと。また、トタンを固定するためのピンのようなもの(フックボルト)もどのくらい使われているかを見ておく。

2.道具を用いて波板を外す

まずはフックボルトをプラスドライバーやベンチなどを使って外し、波板もどんどん外していく。このとき、フックボルトがどのようにして波板を固定しているのかを確認しながら外していくのがおすすめ。

3.波板の長さを調整する

外した波板の大きさを見て、長さなどの調整が必要だと判明した場合は新しい波板を波板切りバサミやノコギリでカットする。古い波板も処分しやすいよう適度にカット。

4.新しい波板を並べてセットする

波板の山は2山を重ねるのがおすすめ。ひとつの山しか重ねていない状態での素人工事は雨漏りしやすい。

5.波板を取り付けていく

波板に電動ドリルで穴をあけてその穴にフックボルトを取りつけ、波板を固定するという手順を繰り返していけば張替え完了。

ベランダのトタン張替えをDIYでおこなう際の注意点

ベランダのトタン張替えをDIYでおこなう際の注意点としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 高所作業となるためかなり危険な作業であることを理解し、細心の注意をはらう。
  • 古い波板を処分のために切断する際などはかなりの粉塵が舞うのでマスク必須。
  • 風が強い日の作業は危険度が増すので避ける。

ベランダのトタン張替えをDIYでやるというのは、手順だけを見ればそれほど難しくなさそうに思えますが、実際に今までその作業をしたことがない素人がやるとなると、相当の手間・時間を要し、さらに作業自体に危険もともなうことになる、ということを理解しておきましょう。

ベランダのトタン張替えはできれば業者に依頼しよう

ベランダのトタン張替えは用具や資材を揃えて手順を守ればDIYでやることも可能ですが、高所作業なだけに大きな危険がともなうことや、今後も長く使うものだけに仕上がりにこだわる必要があるという点などを考えると、無理にDIYでやり切ろうとするよりも、最初から業者に依頼するほうがおすすめです。

ベランダのトタン張替えなら、業者に頼んでも良心的なところであれば数万円程度で済ませることが可能です。DIYは安くつくものの非常に手間と時間がかかるうえに仕上がりにも不安があるという点を考えると、手放しでおすすめできるものではありません。

屋根・波板・雨漏り・雨樋の修理専門
波板張替えカンパニーはこちら https://companys.jp/namiita