7つの習慣®︎実践会in沖縄に夫婦で出席しました。
7つの習慣の本はご存知の方が沢山いらっしゃると思いますが、読破された方は少数だと思います。
なんせ、分厚くて難解な言い回しだから。しかも、こうすればこうなるという即効性もありません。
しかし、世界3000万部、国内200万部を超え、44ヶ国で翻訳され、いまも読み続けられているビジネス書のベストセラー。
7つの習慣をベースにした研修は、世界140カ国で研修に取り上げられ、米国フォーチュン100企業に90%、フォーチュン500企業の75%が取り入れています。
私も日本語翻訳初版を20代の1995年に購入しました。その後も30代の時、40代の時にも購入して読んだ本です。私は読書が趣味なのですぐに書棚に入らなくなりますので売ったりあげたりしてまた読みたいときには手元にありません。
また読みたくなれば購入すれば良いという考えです。何度も読みたい本はあまりなく、再購入した本は両手で足りるぐらい少ないです。
7つの習慣の表紙には英語で「効果性が高い人生を送っている人々の7つの習慣」と書かれています。初板の副題は「成功には原則があった」でした。アメリカ建国200年の歴史で人生での成功に関する著書を調べて効果性が高い人生を送った人達の共通の習慣(原則)を抽出した統計にもつながる著書なんです。
成功には原則があった、原則中心に行動する。
私も50歳になってくるといろんなことが経験上わかってきました。いや、薄々は若い時から気づいていました。
それは何かというと、テクニックやマーケティングよりも重要なのは在り方だと。
在り方とは、理念であったり、ビジョンであったり、志であったり、といろんな言い方をされますが、7つの習慣では原則と定義しています。原則とは不変で普遍な自然の法則。原則とは時代や環境でも変化しない在り方。
誠実や信頼や正直や、、、あなたの良心が正しいと知っていること。
著者のコヴィー博士は個性主義と人格主義に分けています。
個性主義とは、どうやれば仲良くなれるか、どうやればプレゼンが伝わるか?インパクトのある名刺の渡し方は?モチベーションを上げるためには?など短期的なテクニックなどの社会的な才能の部分。
人格主義は、誠実や正直、勤勉、誠意、質素、謙虚などの原則を中心にした世界。
個性主義がいらないと言っているわけではなく、人格主義がベースになければ効果性すなわち持続可能性が生まれないと言っています。
例えば人間関係をテクニックで作っても、嘘つきで約束を守らない人間と長く付き合いたい人はいません。
人格の土台を内面に確立できれば効果性が高い幸せが手に入るとしています。
人生の転機に手にとってきた本です。
自己啓発書を10冊読むなら7つの習慣を読み込んだほうが絶対に良い。
なぜならこの本は行動の書だからです。
7つの習慣の基礎原則に、インサイドアウトとパラダイムシフトがあります。
インサイドアウト
正しい生き方なくして真の成功はありえない。
ーディビット・スター・ジョーダン
インサイドアウトとはアウトサイドインの反対の概念で人生を良き変化を起こすにはまずは自分の内側から変化させなさいということ。周りの環境や誰かがやってくれるのではなく、自分自身の行動を変えること。
そのために重要なのがパラダイム。
パラダイムとは物の見方、全てはあなたがどう見ているかで行動は変わる
全ての事柄に対して、自分自身がどんなパラダイムを持っているかを客観的に見ること。わたしは物事を客観的に見ていると思っていますが、人は自分が見たいように見ているようです。
一つのものの見方から別の見方に移行することは大きな変化を生む。正しくても間違っていても、私たちのパラダイムが態度と行動を決め、ひいては人間関係のあり方にも影響するのである
ー7つの習慣 パラダイムの力
このパラダイムを変えることでしか行動は変わらない。パラダイムは自分の体験や経験、環境で作られる。パラダイムシフトを起こすためには、良き本に出会う・良き映画に出会う・良き人に出会う・良き経験に出会うなど。
7つの習慣のコミュニティーに入ることで、自分自身のパラダイムを客観的に見ることができる。7つの習慣は答えが書いていない。しかし、効果性が高い幸せを手に入れた人々の習慣が書かれている実践の書である。
パラダイムと人格を切り離すことはできない。人間においては、あり方は見方に直結するのである、どう見るかとどうあるかは強い相関関係で結ばれているからだ。あり方を変えずに見方を変えることはできない。その逆も然りだ。
ー見方=あり方
コミュニティーには上場企業の経営者や中小企業の経営者、大手企業のサラリーマン、外資系保険の外交員やエステの女性経営者、通販の経営者、主婦、会員制レストランサロンの女性責任者など多くの方が家庭や仕事に7つの習慣を活用しています。
弊社でも7つの習慣をベースに車内研修を行っています。弊社のスタッフには全員プレゼントして強制で読んでもらっています。
社内読書会も実施しています。
今後も少しでもわたし自身が実践できるよう修行していきます。