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「外壁塗装の診断って本当に必要なの?」と疑問に感じていませんか?
外壁塗装の診断ってどのようなものかわかりにくいし、「塗装をすると決めているなら診断はいらないのでは?」と思ってしまいますよね。
結論、外壁塗装の診断は必要なものです!
病院で診察を受けてから処置をするのとおなじで、外壁もまずは現状を把握するために診断をしてから塗装をしないと、正しい塗装を施すことができないのです。
したがって、外壁塗装の診断はできればしたほうがいいでしょう。
ただし外壁塗装の診断を受ける場合には、その業者選びに注意が必要です!
業者選びを誤ると知識不足の職人が診断をすることになり、正しい診断をしてもらえなくなってしまいます。そして、その結果質の低い塗装工事を施されてしまう可能性があるのです!
そこで本記事では、以下の内容を解説します。
▼本記事の内容
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本記事を読むことで、外壁塗装の診断の必要性がおわかりただけるだけでなく、外壁塗装の診断をご自身の住宅が受けるべきなのか判断でき、さらに診断を受ける場合にはどのような業者に依頼をすれば良いのかを理解できます。
ぜひ、最後までお読みください!
外壁塗装の診断は、そもそもどのようなもので、なぜ必要なのでしょうか。
本章では、「外壁塗装の診断って何かよくわからない!」「なんで必要なの?」と感じている方向けに、以下の内容を伝えします。
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それではそれぞれ詳しく見ていきましょう!
外壁塗装の診断とは、外壁の現状を知って今後のメンテナンス計画を立てるためのものです。どの外壁塗装業者も、お客さまから外壁塗装についてのご相談をいただくと、まずは現地で外壁診断をしてから、今後のプランや見積もり金額を提案します。
ちなみに一般的には、耐久年数が10年程度の塗料を使用している住宅が多いため、外壁の診断は10年ごとが目安になっています。
外壁の診断は、病院の診察と同じくらい重要です。
病院では、医者が患者の病状を診察によって把握しないと、治療するための適切な処置ができません。
患者の症状がよくわかっていないのに、医者が薬を出したり、手術をしたりするのが難しいですよね。
同じように、今の外壁の状態についてわからずに塗装をした場合、たとえば、施工から1年ほどで塗装が剥がれてきてしまったり、外壁にヒビが入ってしまったり、せっかくの外壁塗装が台無しになってしまいます。
したがって今後の補修工事や塗装の仕方、塗料の選択を正しく行うためにも、外壁の現在の状態を正しく診断することが重要なのです。
外壁塗装の診断とは何か、必要な理由は何なのかを理解したところで、具体的に診断でわかることをお伝えします。
「診断で何がわかるのか」を具体的に知ることによって、外壁の診断がいいかげんなものではないと認識し、診断は必要なものである、とおわかりいただけると思います。
外壁の診断でわかることは、主に以下の3つです。
1つめは、「外壁に防水性が保たれているかどうか」がわかります。
「チョーキング診断」「塗膜劣化の診断」によって、外壁に防水機能が保たれているのかを確認します。
もし診断の結果、外壁の防水機能が失われていると判断できる場合には、外壁内部の建造材が濡れて、住宅が傷んでしまう可能性が高いです。
そのため、外壁の防水機能が保たれているのか診断でわかることで、住宅が傷む前に補修工事や外壁塗装を施すことができます。
診断方法 |
内容 |
チョーキング診断 |
手袋をつけ、その表面に塗料の粉が付いているか確認する。 粉がつく場合、塗膜(※)に防水機能がなくなっていることがわかる。 ※液体の塗料が乾燥して膜となって、コーティングされている状態のこと |
塗膜劣化の診断 |
10倍ルーペで外壁を見て、藻・コケ・カビの発生があるか確認する。 それらが確認できた場合、外壁の吸水性が早まっていて、防水性が失われていることがわかる。
また、目視で外壁を見て壁面にひびが入っているか確認する。 ひびがある場合は、外壁から雨水が染みて、漏水が起こる可能性があることがわかる。 ひびについては、さらに巻尺などでひびの幅や深さ、長さなどを測定し、現状どのくらいのひびが入っているのかも調べて、早急なメンテナンスが必要かどうかを確認する。 |
2つめは、「シーリング材に耐久性があるかどうか」がわかります。
シーリング材とは、サイディングという外壁材の継ぎ目に詰められている伸縮性のある防水材料のことです。外壁同士の緩衝材的な役割、そして外壁の隙間から漏水するのを防ぎます。
▼シーリング材
「シーリングの診断」によって、シーリングに耐久性があるかを確認します。
診断の結果、シーリングの耐久性が失われている場合は、シーリングの隙間から外壁内部に漏水して、住宅の内部が傷む原因になります。
また、外壁材動詞の緩衝材として機能しなくなるので、壁同士がぶつかり合ってひび割れが起こり、最悪の場合、外壁材が割れてしまう可能性があるのです。
そのため、診断を受けて「シーリングの耐久性があるかどうか」を明らかにすれば、早めに補修工事をして処置することができ、住宅内部が傷んでしまったり、外壁が割れてしまうのを防げます。
診断方法 |
内容 |
シーリングの診断 |
シーリング材に針を刺して深さを測り、スケールで幅を測定。 幅が8mm未満、深さが5mm未満の場合は、伸縮性が損なわれて、シーリングの隙間から漏水する可能性がある。 また、緩衝材としての役割が失われて、壁同士がぶつかり合ってひび割れしやすくなってしまったりする。 |
3つめは、「壁面が浮き出ていないかどうか」がわかります。
「壁面の浮き診断」によって、壁面が浮き出ていないかどうかを確認します。
診断の結果、壁面が浮いていると判断できる場合は、放置しておくと剥がれ落ちて、外観が悪くなったり、住宅の保護機能が落ちて、家が痛みやすくなってしまう可能性があります。
そのため、診断を受けて「壁面が浮き出ていないか」がわかれば、大きなトラブルになる前に補修工事や外壁塗装を行うことができ、これ以上外観が悪くなったり、住宅内部の保護機能が落ちてしまうのを未然に防げます。
診断方法 |
内容 |
壁面の浮き診断 |
「打診棒」という棒で軽く壁面をたたいて、音が違う箇所がないか確認する。他の壁面と音が違う場合には、壁が浮いている可能性がある。 さらにサーモグラフィで壁面の温度を確認して、表面温度が上がっている場所があれば、そこに浮きがあるとわかる。 壁面の浮きは、放っておくと剥がれ落ちてきてしまう可能性あり。 |
▼外壁の防水機能が失われると、住宅にどんな悪影響があるの? 本章「外壁塗装の診断でわかる3つのこと」では、塗装の防水機能が失われたり、外壁から浸水すると、家自体が痛んでしまうと述べてきましたが、実際は、住宅にどのような悪影響が出るのか疑問に感じた方もいるかもしれません。 実は、外壁の塗装が取れて防水機能がなくなったり、外壁の隙間から雨水などが浸水すると、建物の構造材(※)が濡れてしまいます。 そして構造材に水が当たり続けると、以下のようなトラブルが発生します。
したがって、外壁自体の防水や、外壁塗装による防水機能は非常に重要であり、その機能が失われるということは、家自体が傷むことにつながってしまうのです。 ※構造材:建物を支える構造体となる材料のこと。 |
外壁塗装の診断には「外壁の劣化状況がわかる」以上のメリットがあります!
それは以下の2つです。
それぞれ詳しく見てみましょう。
1つめのメリットは「外壁劣化による被害を最小限におさえることができる」点です。
外壁は風雨や紫外線から、日々住宅を守っているため、見た目は痛んでなさそうに見えても、実はダメージを受けています。
もし外壁診断を受けなければ、そのような外壁の小さい劣化にも気づけず、いつの間にかひび割れがひどくなってしまったり、防水性が失われたりしてしまいます。そして、雨水が住宅に侵入して、柱・梁などの住宅を支える部分を腐らせてしまう可能性があるのです。
せっかく大切に住んでいる住宅が、気づかない間に痛んでしまっていたら悲しいですよね。
外壁診断を受ければ、そのようなぱっと見では気づけないような外壁の小さな劣化に早めに気づけ、「放置すると被害が大きくなりそうな劣化」をあらかじめメンテナンスでき、被害を最小限におさえることができます。その結果、家を長持ちさせることにつながるのです。
2つめのメリットは「塗装がいま必要なのかどうかや、いつ頃必要なのかがわかる」という点です。
外壁診断をすると、壁の現状だけではなく、いますぐ塗装が必要なのかがわかります。
また現状、塗装がいらない場合には「いつ塗装するのがベストなのか」教えてもらうことができます。
いますぐの塗装が必要ない場合は、事前に塗装のベストタイミングを知れるので、余裕を持って、外壁塗装に必要なお金を貯めておいたり、どんな色にするのか決めたり、どの業者に依頼するのかを決めたりするなど、準備ができます。
外壁はまだ塗り替えるほど、見た目は悪くないと思っている場合でも、外壁診断を受けてみましょう!塗装タイミングがわかり、事前に準備できるのであれば、受けておいて損はありません。
築10年以上の住宅、もしくは前回の外壁塗装から10年以上経っている場合は、外壁塗装の診断を受けることをおすすめします!
先にもお伝えしましたが、一般的には耐久年数が10年程度の塗料を使用している住宅が多いため、外壁の診断は10年ごとが目安になっています。つまり、もし築年数が10年超え、もしくは塗装から10年以上経っている住宅にお住まいの場合は、外壁が劣化している可能性が高いのです。
外壁塗装の診断は、ほとんどの業者が無料で行ってくれます。
素人では、なかなかわからない外壁の状態を、プロが無料で診断してくれるので、塗装をするかしないかは置いておいても、一度診断だけ受けるだけでもメリットは大きいでしょう。
ここまで、外壁塗装の診断の必要性やそのメリットについてお伝えしてきました。
先にもお伝えした通り、特に築10年以上の住宅にお住まいの場合は、できるだけ外壁塗装の診断を受けたほうがいいでしょう。
もしそれでも、「外壁塗装の診断を受けるのに迷う…」「わざわざ業者を読んで調査をしてもらうのってちょっと大変そう」「面倒だな…」と感じる方は、以下の「診断を受けるべき住宅の6つの特徴」に、お住まいの住宅が当てはまるかどうか確認してみてくださいね。
当てはまる場合は、プロに外壁の状態を診断してもらい、今後どうしていくべきかを相談することをおすすめします。
上記の図のように、外壁にひび割れがあるかどうかを確認してみましょう。ある場合は、一度外壁診断を受けることをおすすめします。
外壁のひび割れは、外壁の防水性が低下し、雨水などの水を「吸って」「乾いて」を繰り返して、セメントが脆くなることで発生します。
放置すると、ひび割れのなかに水が入って、雨漏りが発生する可能性があるので、外壁塗装業者に、詳しい診断を依頼しましょう。
上記の図のように、外壁にふれると手に粉がつく場合は、外壁塗装の診断を受けましょう。
塗料が分離して粉になってしまっているため、だんだんと外壁材を保護していた塗料がなくなってしまいます。そして、外壁材の劣化を早め、住宅内部も傷みやすくなってしまうのです。
そのような状態の場合は、外壁塗装業者に診断の依頼をすることをおすすめします!
上記の図のように、外壁にカビやコケが付着していないか確認してみましょう。付着している場合は、外壁診断を受けることをおすすめします。
カビやコケが外壁に発生している場合は、外壁の防水機能が失われて、外壁内部に浸水してしまっている可能性があります。
外壁が色あせてきている場合は、外壁塗装業者に診断を依頼しましょう。
外壁が色あせてしまうのは、紫外線による日焼けです。紫外線からのダメージが原因で塗膜の表面が劣化し、変色してしまうのです。その結果、防水機能が低下してしまいます。
上記の図のように、外壁材の継ぎ目(シーリング材)が劣化していないか確認しましょう。もし劣化している場合は、外壁診断を業者に依頼しましょう。
このような状態の場合、シーリング材が劣化した部分から住宅内部に浸水してしまう可能性があります。その結果、住宅内部の腐食が進んで、家自体が脆くなってしまいます。
外壁の一部が浮いている場合は、外壁塗装業者に診断の依頼をしましょう。
日光に照らされつづけて、外壁が反って浮いてきてしまっている可能性があります。
このまま放置すると外壁が割れて、住宅内部に浸水するかもしれないので、早めに業者に診断を依頼して、今後の補修工事や塗装について相談をすることをおすすめします。
もしここまでお読みになって、「外壁塗装の診断を受けよう!」と決めた方は、次に診断を依頼する業者を決めましょう!
ただし外壁塗装の診断を依頼できる業者は数多くありますが、知識や経験が不足していて、適切な診断をくだせない業者が数多くいるのも事実です。正しい診断ができなければ、もし補修工事や塗装を行うことになっても、質の低い塗装工事を施されてしまう可能性があるのです。
そのような事態を避けるためにも、信頼できる優良な業者の選び方を知っておきましょう!
ずばり、外壁塗装の診断を依頼できる優良な業者の選び方は、「一級塗装技能士」「外壁診断士」の資格を取得している業者です。
これらの資格を取得しているということは、外壁塗装に関して豊富な知識と確かな技術力があることの証明になるのです。
▼「一級塗装技能士」と「外壁診断士」について 【一級塗装技能士】 塗装についての知識や技術があることを、厚生労働省から認められると取得できる国家資格です。 実務経験7年以上の職人に受験資格があります。つまり、一級塗装技能士がいる業者に外壁診断を頼めば、経験・知識ともに豊富で、高い技術力のある職人が診断結果を出してくれるのです。 ちなみに塗装技能士の資格は一級と二級があり、一級の方が難易度が高くなっています。
【外壁診断士】 外壁の状態や必要な補修について、「的確な判断とアドバイスができる」と認められると取得できる資格です。実務経験5年以の職人に受験資格があります。 外壁診断士がいる業者は、外壁の状態について診断ができ、施工やメンテナンス方法までサポートできることが証明されるため、この資格をもつ職人がいるかどうかは業者選びの中で一つのめやすになります。 |
したがって外壁塗装業者が、「一級塗装技能士」「外壁診断士」の資格を取得しているかを調べることで、その業者の知識力・技術力を見抜くことができます。
大切な家だからこそ、豊富な知識と高い技術力のある業者に正しく診断をしてもらいたいですよね。
基本的には、各業者の会社概要の「資格一覧」などで、取得している場合には記載があるのでチェックしてみましょう。
おすすめの業者の選び方について、「外壁の診断を受けると決めたら!おすすめの業者の選び方」でご紹介しましたが、「それでもやっぱりどの外壁塗装の業者に診断を依頼しようか悩む…」と迷われる場合には、ぜひ弊社「りふぉーむカンパニー」へご相談ください。
弊社では無料で外壁の診断ができ、外壁診断士や一級塗装技能士が質の高い診断結果と今後の補修・塗装のベストなご提案をさせていただくことができます。
また枚方市には弊社のショールームもあり、ご自宅の写真をお送りいただければ、その写真でカラーシミュレーションもさせていただくことができるので、予め外壁の塗装のイメージを持っていただくのにおすすめです。
外壁塗装の診断を依頼する業者を迷われている場合は、ぜひ弊社へご相談ください!
この記事では外壁塗装の診断についてその必要性やメリット、診断を受けるべき住宅の特徴、優良業者の選び方などをお伝えしてきました。
ここで改めて本記事のおさらいをしましょう。
◆外壁塗装の診断とは外壁の現状を知って今後のメンテナンス計画を立てるためのもの
◆外壁診断は病院の診察と同じくらい重要
◆外壁塗装の診断でわかる3つのこと
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◆外壁塗装の診断を受ける2つのメリット
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◆築10年以上の住宅は外壁塗装の診断を受けよう
◆外壁塗装の診断を受けるべき住宅の6つの特徴
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◆外壁塗装の診断を依頼できる優良な業者の選び方は、「一級塗装技能士」「外壁診断士」の資格を取得している業者を選ぶことが重要
本記事が、あなたのお役に立てれば幸いです。
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