大阪府吹田市豊津町 外壁塗装工事 失敗しない塗装工事のために 塗料の選び方
皆様こんにちは!りふぉーむカンパニー吹田店です!
今回は吹田市豊津町のN様邸の塗装工事のレポートをしていきます!
N様は雨漏りを直したいというご相談からご連絡をいただき、雨漏り箇所の修理中にそろそろ外壁も塗装したいと思っているとのことで塗装工事も弊社にてご依頼いただきました。
まずは外観ビフォーをご覧ください!
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サイディング壁の縦、横にある目地部分のコーキングが劣化し切れている箇所やボロボロになっている箇所が多々あったことと、外壁の色のくすみがありました。
今回の使用塗料は数年経っても汚れがつきにくく、遮熱効果もある超低汚染塗料『リファイン1000Si-IR』を選んでいただきました。
美壁革命というキャッチフレーズがあるくらいこの塗料はいつまで経っても綺麗な外壁を維持してくれるので優れものです。今回のN様のお家の近くは高速道路もあり、道路に面している場所のため排気ガスによる汚れも考えられのでこういった塗料が最適です!
まずは劣化しているコーキングを撤去し、新しくコーキングを打設していきます。
前回もお伝えしたようにコーキングと塗料の相性、耐候年数は必ず合わせていきます。
今回は『アステックシール高耐候4000』という塗料のリファインとも非常に相性の良いコーキングを選びました。
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サイディング壁の凹凸に合わせてしっかりと養生をし、プライマーという接着性を高める接着剤を塗り込み、専用のガンで打設していきます。この時の打設量も職人の腕の見せ所です。多過ぎず、少な過ぎずの量を一定のペースで目地に対して垂直に打設し、空気が入らないようにする事がポイントです。
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そして、押さえ込み用のヘラで2度押さえ込み仕上げていきます。押さえ終わると養生テープをゆっくりと剥がしていき、完成です。冬場だとコーキングが完全に乾くまで数日かかるのでこの後の塗装工事の施工タイミングも季節や、コーキングの種類によって変えていきます。
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養生していたテープのラインがしっかりとでていてとても綺麗に仕上がっています。
弊社では品質保持、安定性を図る為コーキングの職人も国家資格であるシーリング施工技能士1級を所持している職人しか仕上げていきません。
数日後、コーキングが完全に硬化してから塗装工事に移っていきます。
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まずは外壁・屋根を高圧水洗浄していきます。埃や表面の汚れをしっかりと落としていきます。
しっかり洗浄できてから塗装工程に入っていきますが、ここで今回のテーマである失敗しないための塗料選びのポイントです!
通常塗装工事の工程は、下塗り→中塗り→上塗りというふうに3回塗るのですが、仕上げ塗料の中塗り材、上塗り材に注目し過ぎて下塗り材を適当に考えている方が多いのです!
下塗り材(シーラー)と呼ばれるものですが、重要なのはその後の中塗り、上塗り材との相性が良い事と、塗っていく場所の下地がどういう材質なのか。これが非常に大切です。
N様邸は部分的に難付着サイディングと言われるサイディングボードの壁だったので通常のシーラーではその後の塗料が密着しないのです。
難付着サイディングボードとは、光触媒や無機系塗料などの技術を実用化された汚れにくく、色褪せしにくいサイディングのことです。
なので、汚れが付着しにくいので塗料も密着しにくいということが前提なので、下塗り材を難付着用のシーラーにしておかないといけないのです。実際に、それがわかっていないと塗装工事をして数年で塗料が剥がれてきたりもします。
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こちらの『エポパワーシラー』は通常の壁に塗る下塗り材です。
そしてこちら、
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『プレミアムSSシーラープライマー』が難付着サイディングの部分に塗る下塗り材です。
こういった知識がないとあとから不具合が起きた時に何故なのかわからなくなるのです。塗り分けをしないといけないので手間がかかりますがしっかりとメーカーの定めた基準、手順を守ることで良い品質が保たれるのです。
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こちらが下塗り材を塗っている状況です。こちらは通常壁なのでエポパワーシラーを塗っています。
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次に中塗りです。こちらが難付着サイディングなので、下塗り材はプレミアムSSシーラープライマーを塗りました。
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最後に上塗りです。
全ての工程を丁寧に塗っていき、選定する塗料もお家の立地状況や劣化具合、外壁材の材質を見極めて選ぶこと。これら全ての条件が揃って初めて良い塗装工事ができるのです。
そして、N様邸の完成がこちら!
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すごく綺麗な外観になりました!
N様にもご満足いただけて本当によかったです!N様ありがとうございました!
塗装工事のことでわからないことや、実際にご自身のお家だといくらくらいするのか?など、
お値段だけでも知りたい方は是非一度、りふぉーむカンパニー吹田店にご連絡ください!
いつでもお待ちしております。