大阪府枚方市　屋根のひび割れ→スレート屋根のカバー工法②

「水回りのリフォームはしたけど、屋根は全然手をつけてませんでした・・塗装をした方がいいのか迷っています」

と、屋根の無料点検のご依頼をいただき、早速お客様の元へ向かいました。

無料点検からお見積もり

当店の無料点検は、有資格者がドローンを使って、細かい部分まで状態をチェックします。

その他、目視での確認や勾配検査、などをおこない、

・割れ
・はがれ
・コケやカビの発生
・腐食
・色あせ

これらが起きていないかを確認していきます。

今回のお宅の屋根は、北側を中心にコケの発生がみられ、面ごとに数箇所ずつ割れが起きていました。

下記の写真の下側に、茶色く写っているのがコケです。

通常、水辺や湿度の多い場所に生えているのは緑色のコケですが、太陽光のダメージを受けるとコケは茶色くなります。

サビのようにも見えるので、美観を損ねてしまう上に、放置すればするほど取れにくくなっていくので、かなりの強敵です。

また、コケが生えるというのは、塗膜の防水性の低下のサインでもあります。

防水性が低下していると、太陽光や雨風のダメージをダイレクトに屋根が受け、割れやはがれが起きてしまうため、早めに対処しなければいけません、、、。

さて、そんな点検の結果を写真付きでお客様に伝えたところ、まず予想以上の劣化にびっくりされたようです！

「色がだいぶ変わってきたな〜とは思ってたけど、ここまでは下からは見えないからね、こんなにコケ生えてたんだ」

とお話しされていました。

たしかに、外壁は近くで確認できますが、屋根はのぼったり、ドローンを使ったりしないと状態を確認できません。

しかし、屋根は建物の中で、1番雨風や太陽光のダメージを受け止めているため、傷みやすい箇所です。

普段確認しにくいので忘れがちですが、10年に1度を目安に点検をしておくと、雨漏りや下地の腐食などを防ぐことができ、お住まいを守ることに繋がります。

カバー工法によるリフォームに決定

点検結果を踏まえた上で、今回は「カバー工法」による屋根リフォームが適切であることを提案し、お見積りを提出させていただきました。

カバー工法というのは、既存の屋根の上に、新しく軽い金属屋根を重ねて施工する工事で、断熱性や遮熱性を高めることができます。

また、まるっきり屋根材の交換をする葺き替えよりもコストを抑えられるので、お財布に優しいのも魅力です。

雨漏りが起きていたり、屋根材が多く水分を含んでいたりする場合は、屋根材を撤去する必要があるためカバー工法の採用はできませんが、そうでない場合はオススメの工事方法となります。

当店でも、お問い合わせいただくことが多い工事です！

今回は、見積書のお渡しと内容のご説明に伺った際に「この内容でお願いします」とご依頼いただきました。

いよいよ工事開始

工事日程を調整し、いよいよ工事当日に！

足場を設置し、養生作業をした後、コケの洗浄や、ひび割れの補修をおこないました。

新しい屋根材を施工するからといって、既存の屋根に何もしないわけではありません。

後々、腐食や雨漏りの原因とならないように、状態を良くしてから、新しい屋根を施工していきます。

そして、完成した屋根の全体はコチラ！

綺麗なグリーンの屋根材を施工し、工事が完了しました。

やはり新しい屋根材を施工すると、ガラッと印象が変わりますね！

お客様に写真をご確認いただいたところ「新築みたいに綺麗・・」とコメントをいただきました。

普段見えない部分ではありますが、大事なお住まいの屋根がこれだけ綺麗な状態だと思うだけで、気持ちが明るくなります。

綺麗な状態にするということは、雨漏りや雨風に対しても強いことを意味しますので、安心してお過ごしいただけます！

当店では、有資格者による屋根点検を無料で実施していますので、お伝えしてきた今回のお客様のように「水回りはリフォームしたけど、すっかり屋根は忘れてたな〜」という方や、

・10年以上なにもしてない
・色あせてきたと感じる
・積雪や強風の影響が不安

これらに当てはまる方は、気軽にご相談ください！