株式会社カンパニーズの松尾です。
現在は、地域密着の雨漏り修理と地域密着の火災保険を使用した雨漏り修理に力を入れています。
雨漏り修理ビジネスに参入したのは2016年の中旬、パーッとホームページを作成して集客を恐る恐る始めました。
お客様から雨漏りが止まらないとの相談をよく受けていて最初は職人さんにお願いしながら受注。
私たちは地域を絞って営業しているので、言うほど雨漏りの相談はこないだろうなぁ〜と思っていましたが、段々と問合せが増え出しました。
特に雨の後に集中して電話が入ることがわかりました。そして雨漏りのニーズの高さに驚愕しました。そこから一気に雨漏りビジネスにシフト。
現場の三嶋が雨漏り工事の担当としてキャリアを積みながらノウハウを貯めて活きました。なぜ、雨漏りが止まらないのか?のなぜ?がよく理解できるようになり、ますます雨漏りビジネスの可能性が広がりました。
結果的に言うと2017年度は332件の問合わせが入った。当店がこの7年で行ってきたことは、
①ハウスクリーニングから修理修繕につなげるモデルから初めて、
②便利屋から修理修繕につなげるビジネスモデルに行き、
③雨漏り関連を入口にするビジネスモデルに変わってきました。
しかし、人員は変わらず進めているので、先の①と②のモデルは手放した状態です。もったいないけれど。
①でも②でも利益は出るのですが横展開を考えた場合の柱としては、雨漏り関連を入口にする方が早くビジネスが立ち上がると考えたからです。
そして雨漏りビジネスが立ち上がってから、ハウスクリーニングや便利屋を重ねていく方がこれまでの経験上シンプルに行くと考えたからです。
そしていよいよ2018年から地域密着の雨漏り修理ビジネスフランチャイズモデルのプレゼンを少しづつ始めている状態です。
ここで少しこのモデルを整理したいと思います。
どんなビジネス?
地域を絞った雨漏り専門ビジネスです。
誰に聞いてほしい?
未来があまり見えていない、外壁塗装・外装リフォーム業・総合リフォームなどの建設業の方。
細分化事業として取り組んで欲しい。
細分化事業とは?今やっていることを細分化して専門に絞ること。喫茶店のカレーを目指して食べないのと同じように、雨漏りという専門性を尖らせて受注する戦略。当然技術力も格段に上がりますし、スタッフも研究をします。
すでにやっていることをクリエイティブにすることなので成功する確率が高く、万が一失敗しても致命症にならない。
致命症にならない新規ビジネスの考え方はとても重要です。例えば、テストもリサーチもせず、カフェを最初から経営。虎の子の1000万円が溶けて、毎月赤字分✖閉店までに借金を積み重ね気付いた時は、10年は借金を返すためだけに働きチャレンジ精神が削られていく。。。
独自性は?
地域を絞った雨漏り修理店。雨漏りをしっかりと治すことで、その後のリフォームの受注も取り続けていける可能性がある。雨漏り修理と通常のリフォームとの違いは、雨漏りが治ったのか?治らないのか?の2択になるので、雨漏りが止まることで信用度がものすごく上がります。
それは技術力への信用となりリピートにつながる可能性が上がります。地域を絞ることで一度でセールスをしなくてもお付き合いの中で信頼残高を貯金しながら受注に繋げていける。接触回数が多ければ多いほどリピート率は上がる事がわかっているので地域をぐっと絞るのです。
雨漏りする家は新築ではありません。建てて数年で雨漏りする家もありますが10年以内なら瑕疵保険で修理ができます。ただ、この頃多いのが中古で買った後に雨漏りに気づいたパターン。これはもめます。保険が聞かない可能性があるのと、契約書に保証しない記載がある可能性。
世の中に多くある火災保険を使用した修理を進める会社は、テレアポや訪問のプッシュ型営業がほとんどである事実。
そして、我々ば力を入れているのが日本初の取り組みのビジネスモデル。無意識にやっている会社はあります。が、私たちは地域を絞った火災保険を使った工事を地域の人に意識的に提案するモデルを作り上げました。
ところでご存知でしょうか?風による家屋の被害に火災保険を使えることを。
住まいをローンで建てている方のほとんどは火災保険加入が義務付けられています。しかし、ほとんどの方は火災保険を使用したことがないのです。
それは、火災保険の仕組みが複雑で申請をすることが独自では難しいことと、火災保険を進める業者がテレアポや飛び込み訪問などのプッシュ型の営業が多く、頼みにくいのが一番の理由になります。
地域密着の火災保険を活用した雨漏りに関した修理のサポートを行っている会社は、私たち株式会社カンパニーズしかいません。火災保険を使っていいるリフォーム業者はいますよ。しかし、わざわざ地域を絞った火災保険を使用する会社は見た事がありません。
なぜ、わざわざ地域を絞るのか?
実は、最初に火災保険活用のレクチャーを受けた時には地域密着ではなくテレフォンアポイントを使ったノウハウでした。しかし、テレアポを使ったノウハウはお客さんが怪しむのでただただやりたくなかった。
そこで、自分たちの経験から新しい提案の方法を試したところすんなり活用ができるようになりました。
それは信用力を上げるためです。私たちは他社のように火災保険ありきのビジネスはやりたくありません。
波板の張替えできたお客さんが風災に会ったのであれば火災保険の話はしますが、経年劣化であればただただ張替えします。
または、エアコン清掃でも一軒家の人には火災保険の話もできます。
これは地域密着であり、信頼関係のある人に対して火災保険の適用がある属性の方への提案をする事で、弊社スタッフも売り込まなくてよく・お客様は喜び・保険会社は支払いノルマを消化できる。の3方良しにつながる。
よって、地域密着の火災保険を使用したビジネスモデルはとてもスマートだ。