カンパニーズ

コンサルタントやウェブ制作会社が言う、こうやれば集客できる6つの嘘

⑴ホームページを作ると新規集客ができる!

ホームページを作ってもお客様は訪れません。わたしが初めてホームページを作ったのが2009年でした。とても見た目が綺麗でフォントがおしゃれで英語が沢山書いているサイトができました。カッコいいねとみんなで喜んだものです。

しかし、HPからお客さんは一向に申し込みがありませんでした。

今ならわかります、おしゃれで文字が小さく、わかりづらい英語表記のサイトは、お客様に優しくない。HPがカッコよくてもお客さんを連れてこないサイトは、クソ(うんこ)です。

カッコが良い悪いに関係なく新規のお客さんを連れてくるサイトを作らなければ意味がありません。あなたもそうでしょうが、ウェブサイトを初めて作るときには、業者の言い成りになってしまいます。ウェブに初めて手を出すときはこちらも素人丸出しだし、相手のことをプロと認識してしまい全てを委ねてしまいます。

しかし、ほとんどのウェブ制作会社は、お客様を集めるプロではないのです。今でもホームページを数百万出したけれども集客できないや、簡単な会社案内のホームページに5年リースを組んでいたり!する人の相談が続々と出てきます。

私も2社ほどの会社に製作を依頼して撃沈した後、ふとチラシで集客できるのだからウェブでも同じ作り方でいけんじゃね?と考え、集客出来るHPをわたしも自分で作る!と決めて、写真配置、キャッチコピー、テキスト、フォーム内容などをデザイナーのこうしたほうがいいよ!の話を跳ね除け2011年初めて作ったHPからお客さんが来た時に初めてウェブでもやっていけると興奮したのを覚えています。

その後、ウェブマーケティングの塾に7ヶ月通ってウェブ広告などの仕組みを勉強してそれまでアナログオンリーだった施策にウェブマーケティングを導入していきました。

まず、最初に失敗するのが知り合いの紹介のWebデザイナーに注文。値段も安いフリーランス。90%は、あなたにOKをもらうためのサイト作りをします。あなたの会社のお客様のことなど考えないHPが出来上がります。

私たち零細企業のホームページの役割は、新しいお客さんをお連れすることです。なので、お客さんの悩みがなんなのか?競合店との違いはなんなのか?独自性や理念などお客さんがあなたの商品サービスを選ぶための材料をお伝えすること。

では、どうすりゃいいのさ?と言われるあなたに制作業者を正しく選ぶための簡単なフィルターをお伝えしますね。

⑴あなたが作ったHPで集客事例が出ているサイトを数社、集客数・顧客獲得単価などを教えてください。と、言ってみて。

教えれない人は論外。守秘義務が〜も退場。しっかりとアクセス数・コンバージョン率などをしっかり数字で伝えれる人は大丈夫でしょう。

⑵SEOとウェブ広告(SNS含む)の現状を教えてください!伝えてみて。

現在のウェブ集客は、ホームページを作るだけではたくさんの人を集められません。SEOやウェブ広告を使いながら集客します。比較的にSEOの話の方が多いと思いますが、2018年のSEOと以前のSEOは全く違います。対策というなの裏技を言ってくる人は勉強していない嘘つきです。

⑶あなたに頼んだらこのサイトから最低月間何人の新規顧客を獲得できますか?と伝えてみて。

多分正解は、SEOのためにコンテンツを増やすかウェブ広告を打つなどのアドバイスをすればなどの具体的な話をしてくる担当ならまず大丈夫でしょう。

ただ、上記をクリアーしてくる会社は、ウェブマーケティングの会社になるので高額になりますがマーケティングがわかっていない担当ほど厄介で損なことはありません。

何人の新規顧客を欲しいのか? 顧客獲得単価はいくらまで可能なのか?ライフタイムバリュー(生涯獲得金額)はいくらなのか?を最低でも聞いてくる制作会社じゃないとゴールがないので結果が出たのかどうかわかりません。取引はしないでください。

⑵チラシを新聞折込すると新規集客ができる!

折込しても新規集客は出来ません。

現在は、チラシの反響率0.03%と言われています(当然業種によりますよ)1万枚配布して3件の問い合わせで0.03%、3件の申し込みではなく3件の問合せになります。ここから来店して購入などに繋がらなければお金を折込みしていることになります。

ここでも基本は、まずはあなたの商品サービスの顧客獲得コストを出すこと。一人の見込み客さんに手を上げてもらうために幾ら使えますか?

住宅と饅頭では顧客獲得コストは当然変わりますよね。3,000万円と300円を販売するための戦略は具体的な話になると違いますよね。

あとは、顧客の年齢層にもよります。いまの若い人は新聞を取っていないので折込よりポスティングの方がいいでしょう。

まずは、あなたが売りたいものの反響率を出し、何枚配布していくのか?折込なのか?ポスティングなのか?を決める。それでコストが会うのならば、チラシを作成しましょう。

チラシ制作の会社もお客さんを呼べるチラシとゴミ箱直行のチラシがあります。私も最初に作ってもらったチラシは反響ありませんでした。すると業者さんは、最低同じ地域に3回は撒かなければ反響はありませんよとしたり顔で言われました。

チラシは地域密着ビジネスの場合はウェブより強烈に集客できます。私たちも毎月地域にチラシを配布しています。もう7年間ほぼ毎月配布しています。やり方、書き方次第ではずーっと集客できます。

地域チラシの場合は、煽り系のチラシでは続きません。なぜなら、何度も自社のチラシを目にする機会が地域のお客様はあるので、煽り系のチラシはいつしかうざく感じるはずです。

チラシの作成もウェブと同じでカッコいいとかではなく、見込み客が手をあげるための原稿を作成しましょう。

⑶Web広告を出すと新規顧客ができる!

ウェブ広告も全国ビジネスなのか地域ビジネスなのかで出し方が全く変わります。

BtoBの対法人・BtoCの対消費者のビジネスでも広告・ランディングページの出し方が全く違います。

ここでも自分で勉強してやるか広告代理店やコンサルタントにお願いするか?になりますが、お願いする場合もHP制作と同じで事例の数字をしっかり聞いてください。ウェブ広告で有名なのはYahoo!のプロモーション広告とグーグルのアドワーズ広告です。

検索にキーワードを入れると上位3〜5に出てくるように出来るものが検索広告になります。検索だけではなく一度サイトを見ると、その後数日から数ヶ月間ずっとそのサイトのバナーが追いかけてくることはないですか?リマーケティング広告・ターゲティング広告と言われる広告です。

例えば検索広告でもお金をかければ表示するのですが、どれだけクリックされて課金されたとしても、ホームページが広告の仕様になっていなければお客さんはまったく来ません。

なので、もし広告をして300クリックを超えても申し込みがない場合は、一度広告を止めてください。そのままでは増えることはないです。

⑷ブログを沢山の書くと新規集客できる

ブログを沢山書いても読まれなければ新規集客は出来ません。

ホームページを作って最初にやることはブログを書いて行くこと。ここは業者さんも言います。書いてくださいねーって。ただ、それぐらいの強制力でブログを書き進めることはできません。

ウェブ集客コンサルタントのトップレベルの人に言わせると、ブログを年間500本書くと約束しなければ受注しない会社もあります。なぜ、そこまでいうのか?それはホームページと広告方法は真似されるからです。今日からでも真似できます。そうすると確実に売上が流出していきます。ここをわかっていない経営者が多いです。

例えばホームページ内のブログを1ページ書くとそれはホームページの情報が1ページ増えたと見なされます。誰に?それはGoogleにです。いやYahoo!もあるじゃないか?と言われるかもしれませんが現在のYahoo!の検索アルゴリズムはグーグルと提携しているため、グーグルが認めた検索順位になっています。

なので、SEOで検索上位を取るためにはグーグルの理念でもある考え方【世界中の情報を整理して顧客が一番欲しい情報を目の前に出す】に沿った施策を簡単に言うと【お客様の知りたい情報・気づいていないニーズをより多く正しくお伝えする事】

とすれば、その業種の中でみんなの悩みや興味がある事、知りたかった事、知らなかったけど知ってよかったことをブログで構築できた会社がウェブでは集客できるようになります。

私たちの同業のリフォーム業でも1日2本を書き続けて現在2500記事以上のブログを構築してその地域のSEOではダントツの会社もあります。今日も2本の記事が最低でも増えています。

ここで大切なのはブログの記事数だけ増やしても効果がなく、記事が多くてみんなが読み込むブログ記事が必要なんだと言うことです。ただし、多くの零細企業はやっつけ仕事の誰も読まないブログ記事を量産して疲弊している会社も多いです。

ある60歳を超えた夫婦でやっているリフォーム屋さんは朝3時に起きて毎日ブログを書くことを日課にして、今では受注がオームページから20件以上入り、初めて新しいスタッフを2名雇用されました。

今からで一番やったほうがいいのがあなたのビジネスの情報発信とあなた自身の情報発信です。しかし、とてもとても大変です。だからしっかりと積み重ねた人が勝てるのです。

⑸マスコミなどに取材されると新規集客ができる

マスコミに取材されても新規は増えません。

しかし正しく紹介されると電話が鳴り止まない場合があります。

私が初めてマスコミの力を体験したのは、別荘を芸人さんに紹介されたときです。番組中に4,000万円の別荘が売れました。その後も電話が鳴り止まずプラス1億以上の受注に繋がりました。その後の売り上げも入れると数億円行ったのではないでしょうか?

しかし同じ別荘でも紹介のされ方が下手だったら?全く視聴者は反応しません。

マスコミに無料で取材される方法をプレスリリースと言います。食べ物で最初にやったのがフレンチレストランが作るハンバーガーでした。

フレンチなのでフォアグラやトリュフを挟んだ1万円のハンバーガー。雑誌やテレビなど10媒体以上に掲載されました。

ただし多くの場合は、新規集客よりもリピートさんが戻ってくる影響の方が多いのではないのでしょうか?

ただし、社会性(ボランティアなど)を組み込むと新聞や雑誌、NHKなどに取り上げられる可能性が高くなります。

プレスリリースも上手にやれば効果がありますが過度の期待は禁物です。

⑹SNSをやると新規集客ができるようになる

SNSをやっても新規は集まりません。

ただし、業種や商圏によります。私たちの教室ビジネスにはインスタやフェイスブックでは有効なツールですが、地域を絞ったリフォーム業ではまだまだ顧客にリーチできません。なぜなら弊社の顧客のほとんどの方はインスタもフェイスブックもやっていないから。ただし、未来を見るとSNSはやった方がいいでしょう。

しかし、インスタにしてもフェイスブックにしてもツールですので今後は違う会社のツールを使用しているかもしれません。

そしてSNSの使い方としての順番は、まず集客ではなく、お客さんや将来のお客さんと繋がりあなたの人としてのプライベートや考え方、仕事観などを提起的に接触してもらうこと。この繋がりができれば人は、知っている専門家に注文したいと考えるのではないでしょうか?

 

まとめ

集客をやろうと考えたとき、まずは独学でやろうとします。次に価格が安い業者を探します。その後、近場で出会ったコンサルみたいな人に話を聞いてその気になり少し高いなぁと思いながら新規が溢れる夢を見ながら数ヶ月後に落胆して数年が経過します。

そうならないように安くても良い業者さんを探すか、最初から少々高額でも何人集めます!とコミットしてくれる会社に頼むか?

新規集客はとても大切ですが決めるのはあなたです!

 

 

関連記事

  1. カンパニーズ

    ビジネスに絶対に必要な【紹介・口コミ】は、水商売に学べ

    初めて飲み屋さんで働いたのは19歳になりたての頃。福岡の歓楽街、中洲で…

  2. カンパニーズ

    withコロナの会社経営は何が正解なのか?私はこうする。

    株式会社カンパニーズのカンパニー松尾でございます。みなさまいかがお…

  3. カンパニーズ

    地域密着ビジネス✖️住まいのお困りごとサービス編

    地域密着×小工事は相性がいい。2010年に始めた地域密着ビジネ…

  4. カンパニーズ

    小さな会社の仕組み経営

    仕組みの経営新幹線は30年のベテランが運転しても、1年目の新人が運…

  5. カンパニーズ

    小さな会社へ地域密着戦略を私が推す理由

    お世話になっています、カンパニー松尾です。地域密着を7年や…

  6. カンパニーズ

    個人事業主思考と経営者思考で大きく未来が変わる

    個人事業主と経営者の違い。食育ビジネスを始めて、個人事…

プロフィールページ
  1. わたしが育った町、長崎市網場の海

    求人

    【前職給与完全補償】長崎出身者が経営している大阪の会社で働きませんか?資金ゼロで…
  2. カンパニーズ

    ハウスクリーニングビジネスをそのやり方で起業すると確実に失敗します。
  3. カンパニーズ

    在り方も大事!そんなの当たり前。ただ収益を出すには集客ノウハウと営業ノウハウが第…
  4. カンパニーズ

    小さな会社の仕組み経営
  5. マーケティング

    小さなお店の地域一番化ウェブ集客
PAGE TOP