【枚方市】外壁塗装の相場をやさしく解説｜坪数別の目安・内訳・見積もり比較のコツ　

2025年11月12日

こんにちは！プロタイムズ枚方星丘店（株式会社りふぉーむカンパニー）です。

私たちは大阪府枚方市を中心に外壁塗装・屋根塗装を行なっている塗装会社です。

この記事では外壁塗装の相場の考え方や目安、見積もりの見方、適正価格で依頼する方法について解説します。

「外壁塗装の相場ってどれくらい？」――検索しても金額がまちまちで迷う方も大勢おられるでしょう。

本記事では、相場の“出し方”と“ブレる要因”、坪数別の目安、見積もり比較のコツまでを、プロの視点でやさしく解説します。

相場を理解すれば、言い値に振り回されず、適正価格で長持ちする塗装に近づけます。

この記事を見ることで、

外壁塗装費用の出し方と相場目安
外壁塗装の費用内訳と高くなる理由
見積もり比較のコツと費用を抑える方法

がわかるようになります。

外壁塗装のプロである私たちが解説します。

ご自宅の外壁の劣化が気になっている方はぜひご覧ください。

外壁塗装の相場はどう決まる？基本の考え方
坪数別の外壁塗装相場目安
相場を左右する費用内訳と“高くなる理由”
見積もりの取り方と比較のコツ
品質を落とさずに費用を抑える方法
枚方エリアで適正相場で頼むには

外壁塗装の相場はどう決まる？基本の考え方

外壁塗装の適正な相場がわからず、業者に言い値を提示されないか不安に感じている方は、まず外壁塗装の相場がどう決まるかを理解することが大切です。

ここでは、外壁塗装の基本の考え方を解説します。

外壁塗装の相場の考え方

外壁塗装の相場は、まず平米単価に外壁面積をかけて塗装工事費用を計算し、それに足場代やその他の施工費、諸経費などを足して概算を出すのが基本の考え方です。

相場＝「㎡単価×外壁面積」＋足場＋洗浄＋下地補修＋養生＋付帯部＋諸経費

外壁面積の目安は「延べ床面積×係数1.2」で算出できますが、同じような広さの住宅でも、実際には外周の長さや開口部の多さなどによって金額が増減します。

これは、建物の形状や開口部の数が変わると塗装面積が変わってくるためです。

そのため、正確な相場を知るには建物診断を依頼し調査をしてもらう必要があります。

塗料グレードと耐久年数の関係

外壁塗装の費用を決める大きな要素の1つが塗料グレードです。

使用する塗料の種類によって単価や耐久年数が変わってくるため、安さだけで選んでしまうと塗り替え頻度が多くなってしまう可能性があります。

以下の表は塗料グレードによる費用と耐久年数の違いをまとめたものです。

塗料の種類	耐久年数	1㎡あたりの費用
アクリル	6～8年	1,000～1,800円
ウレタン	7～10年	1,700～2,500円
シリコン	10～15年	2,300～3,500円
ラジカル	14～16年	2,200～4,000円
フッ素	15～20年	3,500～4,800円
無機	18～25年	3,800～5,500円

高いグレードになるほど耐久年数が長い傾向があるのがわかります。

塗り替え頻度が少なくなれば、長い目で見た場合のコストが抑えられるため、塗料を決める際は、安さではなくライフサイクルコストで判断することがポイントです。

なお、外壁塗装の費用相場は繁忙期・閑散期、劣化状況、外壁材の種類などでも上下する点も留意しておきましょう。

坪数別の外壁塗装相場目安

適正価格で安心できる業者に依頼するためにも、どのくらいかかるのか、外壁塗装の費用感を理解しておきましょう。

ここでは、外壁塗装の具体的な費用相場の目安を解説します。

外壁塗装の坪数別の相場目安

外壁塗装の総費用は、外壁面積によって決まります。

20～50坪の坪数別の相場目安は以下のとおりです。

坪数（延べ床面積）	外壁面積	費用相場
20坪	約80㎡	40～60万円
30坪	約120㎡	60～90万円
40坪	約160㎡	80～110万円
50坪	約200㎡	100～150万円

先述したように、選択する塗料の種類や建物の形状や施工範囲などにより変わるため、上記の金額はあくまで費用感をつかむための目安としてとらえておきましょう。

30坪事例の考え方

たとえば30坪の事例の考え方ですが、まずは外壁面積を想定し、材料・手間・足場・付帯部などの単価をもとに費用を算出、すべてを合算して総費用を導き出します。

1坪は約3.3㎡のため、3.3㎡×30坪×係数1.2で約120㎡となり、費用相場の目安は60～90万円となっています。

金額に大きなブレが生じるのは、同じ30坪でも平屋なのか2階建てなのか、窓やドアの数やベランダの有無によって塗装する外壁面積が大きく左右されるためです。

外壁塗装の費用は実際の外壁面積（㎡）で決定するため、坪数を見ただけで正確な数字を出すことはできません。

外壁材や付帯部の点数などでも費用相場が上下するため、費用目安が参考にならないケースも多いことを理解しておきましょう。

相場を左右する費用内訳と“高くなる理由”

外壁塗装の基本的な内訳には以下のような項目があります。

足場
高圧洗浄
下地補修
養生
外壁塗装
付帯部（雨樋・破風など）
諸経費

足場とは工事現場の足場設置の作業を指し、高圧洗浄とは塗装前の高圧洗浄機を使った外壁の洗浄作業を指します。

塗料が飛散しないようにビニールなどで保護する作業を養生といい、外壁にクラックなどがあれば、シーリングなどで下地補修をする工程が必要です。

また、外壁塗装には下地となる下塗り、中塗り、そして仕上げとなる上塗りの工程があります。

それぞれ見積書を比較するうえで重要な項目となるため、どのような工事内容なのかを理解しておきましょう。

費用が高くなる理由としては、外壁面積のほか、高さや隣地などの足場条件、補修量、塗料のグレード、複雑な形状、付帯部の点数などが考えられます。

見積書を見るときは、数量の根拠（㎡・m）や塗布量、仕様（メーカー・品番・工程）、保証年数やアフター点検などをしっかり確認することが大切です。

見積もりの取り方と比較のコツ

見積もりを取っても、どう比較してよいかわからない方もおられるでしょう。

ここでは、見積もりの比較ポイントや良い見積もり例・悪い見積もり例を解説します。

見積もりの取り方

見積もりを取るときは、同一条件で2～3社ほど取り寄せてから比較検討するのが理想です。

比較する際は、現地調査の丁寧さ、劣化写真の提示の有無、数量の根拠の一致などのポイントに着目して比較するようにしましょう。

見積もりを見るときの確認事項は以下のとおりです。

数量根拠
仕様（塗料名・塗布量）
工程（3回塗りなど）
付帯部の範囲
保証とアフター
工期と近隣配慮

見積もりを見比べるには、正しく読み解く力を持つことが重要です。

トラブルを避けるためにも、総額だけ見て判断するのは止めておきましょう。

良い見積もり例・悪い見積もり例

見積もりを複数依頼すると、どう比較してよいか混乱する方も少なくありません。

そのような場合は、以下のポイントに注意して比較すると、見積もりの良し悪しを判断しやすくなります。

良い見積もり例	悪い見積もり例
塗装工事の工程順に上から記載している複数プランで見積もりを提案してくれる工事内容が詳細に記載されている正しい面積と単価が記載されている面積の出し方の説明がある塗料の缶数が明記されている付帯部の詳細な範囲が記載されている	「一式」表示で費用がまとめられている「その他工事」と工程がまとめられている工事内容の詳細な記載がない建材の使用量など詳細の記載がない根拠となる面積が間違っている

外壁塗装の見積もりにまつわる失敗談を2つ紹介します。

【クーリングオフ】

訪問販売の業者から20～30年の耐久年数のある塗料を勧められ契約、価格交渉などで最初の見積もりから100万円以上も安くなりました。

ですが、あとで調べると日本での実績のない塗料だったことが発覚。

さらに屋根には塗れない塗料で別の塗料でしなければならないとわかり、塗り替え時期も変わってくるので結局クーリングオフをすることにしました。

【5社相見積もりの気付き】

5社に外壁塗装の見積もり依頼をしたら、塗らないと言っているのにも関わらず屋根も強引に見ていく始末。

5～6パターンの見積もりを用意するといわれしんどくなってしまいました。

1社目の対応が良かったためそこをベースに他社と話を進めていきますが、自宅へ来てもらうのは避けたいと思います。