外壁セルフチェック　サイディングボード編

                 

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今回はあるお客様のお話を聞いた時に、これはブログにした方が良いなと考えた内容です。

皆さまはご自身のお家の外壁材の事をご存知でしょうか？

最近の日本家屋はサイディングボードと呼ばれる外壁材を使用していることが多く、その割合は新築戸建ての80%と言われています。

見た目も様々なデザインのものがあり、タイル調やレンガ調などとてもお洒落な仕上がりで非常に人気な建材です。

ここで冒頭のお話に戻るのですが、先日お会いしたお客様がこのサイディングボードはメンテナンスが必要無いと誤解をされておりました。

詳しくお聞きすると、お家を購入するときに工務店さんから半永久的に長持ちする丈夫な材料だと聞かされていたらしいのです・・・🤔

これには驚きました。

サイディングボードはセメントと木質繊維を高温で固めたもので、そのままでは水を吸ってしまいます。

ですので、工場出荷時に塗装処理をして建築に使われているのです。

表面の塗装は10年前後で劣化してしまうことが多く、塗装によるメンテナンスが必要です。

これを知らずに放置すると、サイディングボードが雨を吸って変形してしまい、最悪貼り替えをしないといけない事も。

サイディングボードはそれなりに重量があるため、貼り替えとなれば規模も金額もかなり大きなものになります。

このブログを読まれているあなたのお家がサイディングボードで築10年前後経過しているなら、今すぐサイディングボードを触ってみてください。

手に粉が付着するチョーキング現象が見られれば、それは表面塗料が劣化しているサインです。

また、サイディングボードは隙間をシリコン材で保護しています。

ボードとボードの間に入っているこの材料も、新築から10年前後で大きく劣化します。

劣化したシリコンから雨水が入ると、サイディングボードが濡れて変形しますし、

壁の中の木材や断熱材が濡れてしまいます。

これもご自身の目で確かめてください。

シーリングが明らかに痩せたり割れたりしている場合は、早急なメンテナンスが必要です。

以上のように、丈夫な建材であるサイディングボードも定期的にメンテナンスが必要であることはご理解いただけましたでしょうか？

できれば有資格者に診断をしていただきたいですが、まずはご自身でも建物の状態をチェックしてみてください。

お家を健康な状態で長持ちさせるためにも、定期的な専門家の受診をオススメします。

当社は屋根外壁、雨漏りの専門家が在籍しているスペシャリスト集団です。

建物に不安を感じたら是非当社の診断を受けてみてください。

現地診断は無料です。

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