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2021年10月12日

天井からの雨漏りは放置NG!雨漏りの原因や修理費用などを徹底解説

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天井からの雨漏りは放置NG!雨漏りの原因や修理費用などを徹底解説

日本の住宅はしっかりとした構造で作られているものの、人の手で作られた以上は劣化して何らかのトラブルが発生する可能性は十分にあります。
「天井からの雨漏り」もその1つであり、これを放置すると生活の中でさまざまなデメリットをもたらすことになるでしょう。
そこでこの記事では、以下の内容について解説します。

  • 天井からの雨漏りの原因
  • 天井からの雨漏りを放置するデメリット
  • 天井からの雨漏りを確認したらするべきこと
  • 天井からの雨漏りの修理費用について

この記事を読んでいただくことによって、天井からの雨漏りの原因から対処法までをしっかりと把握することができます。
天井からの雨漏りを確認した時に慌てずに済むように、ぜひ最後までお読みください。

天井から雨漏りがする4つの原因

住宅の天井から雨漏りが発生しているとき、考えられる原因としては主に以下の4種類の原因が考えられます。

  • 屋根の破損
  • 外壁周辺の問題
  • ベランダからの浸水
  • 上階からの浸水

1-1原因① 屋根の破損

雨漏りが発生する原因で特に多く見られるのは「屋根の破損」です。

<屋根瓦に問題が発生している>
雨風の影響で屋根瓦が「割れている」「ずれている」といった問題が発生していると、天井からの雨漏りの原因になります。

<漆喰に問題が発生してる>
瓦の取り合い部分を埋めたり補強したりするために「漆喰」を使用しています。
経年劣化や台風などの影響で漆喰に亀裂や崩れが発生すると、そこから雨水が侵入して天井からの雨漏りの原因になります。

<防水層に問題が発生している>
屋根瓦や漆喰の下には「防水層」があります。
瓦や漆喰に問題が生じると防水層にもトラブルが発生する可能性があり、防水層が傷んでいるとそこから雨水が侵入して天井からの雨漏りの原因になります。

<棟瓦や板金に問題が発生している>
屋根の頂点にある棟には「棟瓦」「板金」が施工されています。
棟瓦や板金が割れていたり錆びていたりするとそこから雨水が入り込み、天井からの雨漏りの原因になります。

<谷樋に問題が発生している>
屋根の斜面が合流している部分が「谷樋」です。
谷樋にごみが詰まって雨水があふれたり、谷樋自体が酸性雨などの影響で破損すると雨水が入り込み、天井からの雨漏りの原因になります。

<天窓に問題が生じている>
天井に「天窓」が設置されている場合、天窓の接合部が劣化したり、枠に落ち葉などの異物が溜まって雨水をせき止めたりすることで雨水が入り込み、天井からの雨漏りの原因になります。

1-2原因② 外壁周辺の問題

建物が2階以上の場合、外壁に問題が生じていることが原因で天井から雨漏りが発生する可能性があります。

<外壁のひび割れ>
通常、経年劣化や自然災害などの影響で外壁にひび割れが発生することはよくあります。
軽度のひび割れであれば雨漏りの原因にならないケースが多いのですが、ひび割れが深い場合や、外壁内部の構造によっては外壁のひび割れから雨水が侵入し、天井からの雨漏りの原因になる可能性があるのです。

<コーキングの割れ>
外壁のサッシの周辺などに「コーキング」が使用されているケースがありますが、コーキングが経年劣化等の原因で割れているとそこから雨水が侵入して天井からの雨漏りの原因になります。

特にサッシのように外壁から出っ張っている構造の場合、それが雨水を受け止める役割をしてしまい、雨水が侵入するのを助長する可能性があるのです。

1-3原因③ ベランダからの浸水

住宅に「ベランダ・バルコニー」といった構造物がある場合、天井からの雨漏りの原因になる可能性があります。

<防水層が割れている>
雨水が入り込みやすいベランダには「防水層」がありますが、防水層が割れているとそこから雨水が入り込み、天井からの雨漏りの原因になります。

<排水管に問題が発生している>
ベランダには、入り込んだ雨水を排水するための「排水管」が設置されています。
排水管にごみなどが詰まっていると雨水をきちんと排水できなくなり、雨水が溜まって逆流を起こし、天井からの水漏れの原因になる可能性があるのです。

<コーキングの割れ>
ベランダにも各所にコーキングが施されていますが、コーキングが割れていると雨水が入り込んで雨漏りの原因になります。

1-4原因④ 上階からの浸水

お住いが2階以上の建物(戸建て・マンション問わず)の場合、上の階から水が入り込んで天井から雨漏りする原因になっている可能性があります。

<配管の損傷>
通常、上階の部屋にも水道設備があります。
上階の給水管や排水管が破損していると、そこから水が漏れ出てしまい、階下の天井の雨漏りの原因になる可能性があるのです。

<防水加工していない箇所での散水等>
上階で、床の中でも「防水加工されていない床」に水をまくなどした場合、床に水が侵入して階下の天井の雨漏りの原因になります。

<上階のベランダからの浸水>
上階にベランダやバルコニーが設置されている場合、前述の原因によりベランダから雨水が入り込み、階下の天井の雨漏りの原因になります。

「プロの一言アドバイス」

建物の構造によって発生しやすい雨漏りの原因はさまざまです。原因を特定しないと応急処置もできないため、雨漏りを確認したらその雨漏りの原因を特定するところからスタートします。

2.天井からの雨漏りを放置するデメリット

一般的に「雨漏り=命の危険がない=緊急性がない」と思われることがあります。
しかしながら、安全な生活を送るためには、天井からの雨漏りを放置することは危険だということを理解する必要があるのです。

  • 屋内のダメージ
  • 家具家電へのダメージ
  • 健康被害

2-1デメリット① 屋内のダメージ

天井からの雨漏りを放置すると、建物内にさまざまなダメージを与えることを許してしまいます。

<天井へのダメージ>
天井からの雨漏りは、雨漏りしている天井自体にダメージを与え続けます。
例えば天井にクロスを貼っている場合、クロスがふやけて剥がれ落ちてしまうでしょう。
また、木製や石膏ボード天井は基本的に水分に弱く、最悪の場合は建材の劣化や吸収した水分の影響により、天井の一部が落ちてくる可能性もあるのです。

<床へのダメージ>
天井から雨漏りがしている場合、その真下にある床にも雨水が及ぶことになります。
基本的に日本の住宅に使用されている建材の多くは水分に弱いため、雨水によるシミや、建材の腐食などの悪影響を及ぼすことになるのです。

<壁や柱へのダメージ>
天井からの雨漏りは、場合によっては建物の「壁」や「柱」といった箇所にも悪影響を及ぼす可能性があります。
特に、建物の中でも重要な部分に雨水が入り込んでしまうと、最悪の場合は高額な修理費用が発生し、実質的に修理不可能な状態になってしまう可能性があるのです。

<シロアリの発生>
天井からの雨漏りを放置すると「シロアリ」が発生する可能性があります。
シロアリという生き物は基本的に湿気が多い環境を好むため、雨漏りによる湿度の上昇によりシロアリにとって都合の良い環境になると、外部からの侵入・建物内での繁殖により建材を食い荒らされてしまうでしょう。

2-2デメリット② 家具家電へのダメージ

天井からの雨漏りは、「家具」や「家電」にも悪影響を及ぼす可能性があります。
木製や布製の家具は雨漏りにより濡れてしまうと劣化を起こし、最悪の場合には買い替えなければならなくなります。
特に問題なのは「家電への影響」や「電気配線への影響」です。
家電類や電気配線に雨漏りの水が及んでしまうと、漏電・ショートのリスクが高まります。
買い替えや修理が必要になるだけでなく、最悪の場合はショート・漏電の影響で火災が発生する可能性もあるのです。

2-3デメリット③ 健康被害

天井からの雨漏りを放置すると、建物や家具家電だけでなく、住人にも「健康被害」という形でダメージが及ぶ可能性があります。
その最大の原因は「カビ」です。
湿気を好むのはシロアリだけでなく、カビもその繁殖条件として湿度の高さが挙げられます(カビは湿度60%以上で活動)。
室内で増殖したカビを吸い込んでしまうと、アレルギー性疾患などの原因になるのです。

「プロの一言アドバイス」
天井からの雨漏りを放置しても良いことはありません。直近の天気予報を確認し、次に雨が降る予報の日の前までに対処する必要があります。

3.天井からの雨漏りの対処法

天井からの雨漏りを放置しても良いことは1つもなく、さまざまなデメリットが発生する前に対処する必要があります。

3-1DIY可能で安全な応急処置

天井からの雨漏りを確認したら、いくつか「応急処置」を施しておくと良いでしょう。

<雨水をバケツ等で受け止める>
天井から雨漏りした水が床を濡らすと、天井だけでなく床にもダメージが加算され続けますので、これを食い止める必要があります。
古典的な方法ではありますが、バケツを使って天井から落ちてくる水を受け止めるだけでも、応急処置としてはそれなりに活躍してくれるでしょう。

<濡れている箇所を拭き取る>
すでに雨漏りの水により濡れている箇所があれば、雑巾等で拭き取っておきましょう。
濡れている箇所をそのままにしていると、シミや建材の劣化を進めることになります。

<安全な箇所のコーキング処理などを行う>
天井からの雨漏りの原因がコーキングの劣化であれば、応急的にコーキング剤を充てんすることで雨漏りを防ぐことができます。
ベランダなど、安全な場所で作業できる場合であれば、コーキング剤を使用して該当箇所の修繕を行うことも、この手の作業に慣れていない方でも十分に可能です。

3-2高所作業は素人には危険!

天井からの雨漏りの原因の大半は、屋根の上など高所にある場合が多いです。
必然的に、その修繕は高所作業になるケースが多く見られます。
場合によっては「ずれている瓦をずらす」「ちょっとコーキング剤を充てんすればOK」といった軽度の作業で済む場合もありますが、問題は「作業場所が高所である」ことです。
高所での作業は、慣れていない方ほど転倒・落下によるケガのリスクが高まります。場合によっては屋根から落ちて骨折など重傷を負うケースもありますので、高所作業を伴う修繕作業が必要な場合は、DIYでの修理はおすすめできません。

3-3早めに業者を呼んで対応してもらおう

高所作業が素人には危険であるとはいえ、天井からの雨漏りを修理せずに放置することは、前述のデメリットがあるためおすすめできません。
また、「安全な場所で修理できる」「高所での作業は慣れている」といった場合でも、修理しようとして逆に破損個所を広げてしまう可能性もあります。
これらの理由から、天井から雨漏りがしていることを確認したら、可能な応急処置を施してから速やかに業者に連絡し、修理してもらうことおすすめします。

「プロの一言アドバイス」
応急処置する場合においても、作業する内容は「安全に作業できる内容」に留めておきましょう。ケガのリスクや破損個所拡大のリスクを考慮すると、何もしない方が逆に被害を最小限に食い止められるケースも少なくありません。

4.天井からの雨漏りを業者に修理してもらう場合の費用

業者に何かを依頼するにあたっては、どのようなケースにおいても「費用が発生する」ことは避けられないでしょう。
では、天井からの水漏れを業者に修理してもらうにあたっては、どの程度の費用が発生するのでしょうか?

4-1修理費用の相場

天井からの雨漏りの修理にかかる費用は、被害状況の程度により相場が大きく異なります。

<おおまかな修理費用の相場>
雨漏りの被害状況の大きさによって、発生するであろう費用は大まかに以下のような内容になることが多いです。

  • 被害状況が軽度:10~30万円
  • 被害状況が中程度:40~80万円
  • 被害状況が重度:80~200万円

軽度の場合は数十万円で済む(場合によっては10万円かからないかも)ケースが多いのですが、被害が重度で修理作業が難航する場合には100万円を超える費用総額になるケースもあります。

<作業内容ごとの費用相場>
具体的にどのような修理作業を行ったかによって、発生する費用の相場にも違いがあります。
屋根の修理には、以下の費用相場を把握しておきましょう。

  • 屋根瓦のズレを直す:2~5万円
  • 屋根瓦の交換:5~10万円
  • 漆喰の打ち直し:20~50万円
  • 棟板金の交換:5~20万円
  • 谷樋の部分修理:3~5万円
  • 谷樋の全交換:10~20万円
  • 屋根の全交換:80~200万円
  • 天窓のコーキング補修:5~20万円
  • 天窓の撤去交換:20~100万円

その他の箇所の修理であれば、以下の費用が考えられます。

  • 外壁のコーキング補修(部分):5~10万円
  • 外壁のコーキング補修(広範囲):10~50万円
  • 外壁塗装:数十万円~100万円以上(使用する塗料や塗装面積により変動)
  • ベランダの防水補修:10~20万円
  • 天井の張り替え+下地の石膏ボード交換:20㎡あたり10~15万円
  • 作業用の足場の費用:1m²あたり1,000円前後

「部分修理」よりも「全体の交換」のほうがコストはかかりますが、修理の原因となっている劣化は全体に及んでいる可能性が高いため、破損の再発リスクを考えると全体を交換したほうが安く済む可能性があります。

4-2修理費用を抑える方法

場合によっては100万円を超える可能性がある天井の雨漏りの修理費用ですが、少しでも安く抑えたいのであればいくつか実践しやすいテクニックがあります。

<技術の伴わない修理は試そうとしない>
業者が必要とする作業内容を減らせば、必然的に修理費用も抑えられます。
とはいえ、そのために素人技術でDIY修理を行おうとすることはおすすめできません。
修理に成功すれば費用も抑えられる可能性がありますが、修理に失敗すると業者を呼んだ際の修理作業が増えてしまい、修理費用もかさんでしまう可能性が高いのです。

技術をお持ちであれば別ですが、そうでない方は下手にいじって修理箇所を増やすことはおすすめできません。

<相場を知り、悪徳業者を避ける>
先ほど、雨漏りの修理費用の相場についてお話しましたが、相場を知っておくことは「悪徳業者を避ける」ために役立ちます。
悲しいことではありますが、どんな業界にも良からぬ考えを持つ人たちはいるもので、悪徳業者は費用面で以下のような特徴を持っているのです。

  • 見積もりは安めに抑え、修理後に追加料金で高額請求をする
  • 見積もりの段階で相場よりもはるかに高額な料金を提示する
  • そもそも真っ当に見積もりをしようとしない

いずれにしても、真っ当な優良業者と比較して高額な費用を請求するケースが多く見られます。
相場を知ることで相場よりもはるかに安い、または高い金額を提示する業者を見極め、悪徳業者と契約することを避けることが可能です。
優良業者は適正な価格を提示するので、悪徳業者と契約してしまう場合よりも費用を抑えることになります。

4-3天井雨漏りの修理費用と保険の適用

安く抑えるテクニックがあるといっても、やはり数十万円クラスになる(場合によっては100万円を超えるケースもある)修理費用を全額負担することは、できるだけ避けたいでしょう。
ひょっとしたら、ご契約中の「火災保険」が役に立つかもしれません。
火災保険の中には「自然災害による被害を補償する」といった内容の契約・特約が含まれていることがあります。
雨漏りの原因が契約中の火災保険の補償内容に合う場合、修理費用に対して保険が適用される可能性があるのです。

ただし、明らかに経年劣化が原因で雨漏りしている場合には、火災保険は適用されません。
ご自身ではその判断が難しいでしょうから、雨漏りを修理する際には加入中の保険契約の内容を確認し、保険会社に問い合わせて対応を確認しましょう。

 

「プロの一言アドバイス」
雨漏りを修理する際の費用は、基本的に「作業に手間がかかる」場合に高額になりやすいです。なお、複数の修理が必要な場合、一括で修理を依頼したほうが個別に修理する場合よりも相場が安くなります。

5.まとめ

この記事では、天井からの雨漏りの修理に関して、以下の内容について解説しました。

◎天井からの雨漏りの原因

  • 多くの場合は「屋根の破損」が原因
  • 「外壁の損傷」が原因である可能性もある
  • 「ベランダ」「上階」からの浸水も疑う必要がある

◎天井からの雨漏りを放置するデメリット

  • 建材が水で劣化して危険な状態になる
  • 家電や配線がショートすれば火災の原因にもなる
  • カビやシロアリの増殖を許せば建物も住人も健康を奪われる

◎天井からの雨漏りを確認したらするべきこと

  • 応急処置は安全に実施できる範囲に留める
  • 高所作業は転倒や落下の危険性がある
  • 雨漏りは放置できないので早めに業者を呼ぶ

◎天井からの雨漏りの修理費用について

  • 安ければ30万円までで済み、重度の場合は100万円を超えることもある
  • 相場を知ることで「悪徳業者」を避けることができる
  • 条件次第では「火災保険」によって修理費用を補償してもらえる可能性がある

築10年も経過すれば、天井からの雨漏りの原因となるような破損等が起きるリスクは十分にあるといえます。

天井からの雨漏りを確認したら、早めに業者を呼んで修理してもらいましょう。