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「とゆの修理を検討する際のポイントってなんだろう?」
「修理を業者に頼むといくらかかるのかな?」
とゆに不具合が発生した際は、修理が必要です。しかし、不具合の原因によっては業者に頼まずに自ら修理することができます。
したがって、とゆの修理を検討する際はいくつかのポイントを知る必要があります。
そこでこの記事では、以下の内容を解説します。
▼とゆの修理方法は主に2つ
▼とゆの不具合を放置してはならない理由
▼とゆに不具合が起こる原因を6つ紹介
▼とゆの修理方法を検討する際のポイント
▼とゆを自分で修理する方法
▼とゆの修理にかかる費用相場を工事別に紹介
▼とゆを修理する際に押さえておきたいポイント
▼とゆの修理費用を抑えるコツを3つ紹介
本記事を読むことで、とゆの修理を検討する際のポイントを知ることが可能です。また自分でとゆを修理する方法や業者に依頼する場合の費用相場まで紹介するので、ぜひ参考にしてください。
とゆの修理方法は、自分で修理する方法と業者に修理してもらう方法の2つです。たとえば、とゆの金具の緩みを直す程度であれば自分で修理可能です。
一方でひび割れが大きいことや高所作業が必要な場合は、素人では難しく業者に修理してもらう必要があります。このようにとゆを修理する際は、自分で行うのか業者に依頼するのか判断する必要があります。
とゆの不具合を放置してしまうと、建物内部に雨水が侵入する可能性が高まるでしょう。とゆは、屋根に落ちた雨水を排水する役割があります。
しかし、とゆが劣化して本来の役割を果たせなくなると、雨水が外壁を伝って地面に落ちることになるのです。
外壁にはコーティングによって雨水の侵入を防いでいますが、経年劣化によっては小さなひび割れが生じます。小さなひび割れは雨水が侵入しやすくなるので、建物内部を腐食させてしまいます。
つまり、とゆの不具合を放置すると建物内部まで影響してしまうのです。そのためとゆの不具合が確認できたらすぐに修理する必要があります。
とゆの修理を検討する前に、どのような理由で不具合が起こるのか原因を知る必要があります。以下では、主な原因を5つ紹介します。
とゆの不具合でよくある原因は、ゴミの詰まりです。とゆには、落ち葉やビニール袋などさまざまなゴミが集まります。特に縦のとゆと横のとゆを繋ぐ集水器は、ゴミが詰まりやすい箇所になります。
集水器にゴミがたまってしまうことで、雨水が正常に流れなくなってしまうでしょう。また雨水が溢れやすくなるので、軒裏や外壁のひび割れに入っていくなど二次災害に発展する可能性もあります。
とゆも経年劣化によって不具合が生じてきます。ちなみにとゆの寿命は、20年~25年といわれているため、寿命を超える場合はさまざまな不具合が発生する可能性が高いです。
たとえば、経年劣化による不具合では金具がさびてとゆが外れることがあります。他にもとゆ自体が劣化しているので、複数の穴が空いてしまうなどが考えられます。経年劣化による不具合は、とゆ全体に劣化が進んでいるので一度に修理する必要があります。
支持金具のトラブルも、とゆの不具合が生じる原因です。とゆは、雨水が正常に流れるために計画的に傾斜をつけています。しかし、支持金具のトラブルによって傾斜が適切でなくなることで、雨水が正常に流れなくなるのです。
たとえば、とゆの傾斜の目安は10mで3~5㎝差が最適になります。ですが傾斜の目安よりも高さの差が小さくなることで、雨水が正常に流れずにとゆに溜まりやすくなります。また高さの差が大きくなれば、勢いがついてしまうので排水が間に合わずに雨水が溢れてしまうでしょう。雨水が正常に流れない場合は、支持金具の確認が必要です。
とゆは、一つの部材を何個も継ぎ手で接続しています。とゆを継ぎ手に接続する際に専用の接着剤を使用します。しかし乾燥時間が不十分だと接着不良となるのです。接着不良が起こってしまうと、うまく取り付けができないので水漏れに繋がってしまいます。
継ぎ手の接着不良の原因は、主に業者の施工不良です。特に複数の継ぎ手が同時に外れる場合は、業者の施工不良の可能性が高いです。
とゆは自然災害の被害によっても破損します。たとえば雪が多い地域では、屋根に積もった雪が落下する際にとゆを破損することがあります。
他にも台風による強風によって、支持金具にトラブルが起こるケースもあるでしょう。そのため自然災害が起こった場合は、とゆを破損していないか確認する必要があります。
ここまで、とゆの修理方法や不具合が起こる原因について解説しました。しかし、とゆの修理方法をどのように決めたらよいか悩んでしまいますよね。ここでは、とゆの修理を検討する際のポイントを紹介します。
まずは、とゆのひび割れの大きさを確認することです。とゆのひび割れが小さい場合は、アルミテープを貼るだけで済むので自分で修理することができます。
しかし、ひび割れが大きい場合はコーキングや部分的な交換をする必要があります。コーキングガンやノコギリなど専門的な道具が必要となるので、素人が修理するのは困難です。そのためひび割れがある場合は、まずひび割れの大きさを確認しましょう。
2つ目は、とゆの破損が複数あるのかを確認してください。とゆの破損が複数ある場合は、経年劣化による原因が考えられます。経年劣化が原因となると、とゆ全体が劣化している可能性が高いです。
また経年劣化が原因の場合は、ひび割れていない部分も破損しやすい状態です。たとえひび割れが起きていなくても、後々割れてしまうでしょう。そのため破損が複数ある場合は、業者に依頼して診断してもらう必要があります。
最後は、高所作業を必要とするのか確認することです。たとえば、屋根の軒先に設置されているとゆが破損している場合に、高所作業が必要になります。
高所作業を行う際は、はしごをかける必要があるので大変危険な作業です。落下の恐れもあるのでできれば自分で修理するのではなく、業者に依頼することをおすすめします。
ここでは、自分でとゆを修理する方法について紹介します。一般的の方でも修理できる方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
まずは、支持金具の緩みを修理する方法です。支持金具は専用のネジによって外壁に固定されています。そのためネジ穴に合ったドライバーを用意するだけで、緩みを直すことが可能です。
ただし、軒先に設置されている支持金具の緩みまで修理したい場合は、高所作業となるので注意が必要です。はしごに登って修理する場合は体勢が崩れやすいため、落下の危険性を考慮する必要があります。
軒先のとゆまで修理したい方は、電動ドライバーを用意しましょう。電動ドライバーであれば体勢が崩れにくいので、安定して作業が行えます。
ゴミの詰まりが原因の場合は、取り除く必要があります。特に集水器に詰まることが多いので、はしごや脚立を立てて内部を確認します。
集水器の内部に落ち葉やゴミが詰まっている場合は手、で取り除きます。その後、バケツで水を流して正常に流れることを確認できれば完了です。
ただし、ゴミの詰まりの取り除きも高所作業になります。落下の危険性を考慮してヘルメットの着用や、脚立を支えてくれる人を用意して作業しましょう。
小さなひび割れは、自分で修理することが可能です。小さなひび割れであれば、ホームセンターに売っているアルミテープを貼ることで、穴を塞ぐことができます。
アルミテープを貼る際は、とゆの表面をきれいに掃除してから貼りましょう。とゆの汚れを落とすことで、アルミテープがとゆと密着しやすくなります。またアルミテープを貼るときは、シワや隙間ができないように貼ることでしっかりと密着してくれます。
ここまで紹介した3つの修理方法以外は、業者に依頼するのがおすすめです。しかし、業者に頼む際はどのぐらいの費用がかかるのか気になりますよね。
とゆの修理にかかる費用は、工事内容によってさまざまです。以下に、工事内容ごとに費用相場をまとめてみました。
工事内容 | 費用相場 |
とゆの交換(1m辺り) | 3,000円~5,000円 |
とゆの継ぎ手の補修(1ヵ所) | 5,000円~20,000円 |
とゆの支持金具の修理 | 10,000円~50,000円 |
とゆの修理及び交換(全体) | 150,000円~600,000円 |
とゆの掃除 | 5,000円~20,000円 |
とゆの全体の修理を行う場合は、15~60万円と高額です。足場の設置も必要となるので、他の工事に比べて費用がかさみます。経年劣化による不具合が原因である場合は、高額な費用を覚悟する必要があるでしょう。
一方で一部の修理であれば、10万円以内に収めることができます。足場の設置も必要なくなるので、費用を抑えることができます。一部の修理は費用も安くできるので、自分で行うよりも業者に頼む方がよいかもしれません。
ただし、とゆの状態によっては広範囲の修理が必要になるケースがあります。たとえ全体の修理でなくても、工事範囲が広ければそれだけ費用はかかります。そのため予算を把握するためにも、業者に依頼して現地調査をしてもらった方が確実です。
とゆを修理する際は、いくつか押さえておきたいポイントがあります。以下に、主な2つのポンとを解説します。
屋根の修理を行える業者は、屋根修理業者に依頼するのがおすすめです。屋根修理業者とは、屋根やとゆの修理を専門にしている業者のことです。屋根やとゆの修理が主な業務のため、知識や経験が豊富にあります。
ちなみに、屋根業者と間違えないように注意してください。屋根業者は、屋根の設置を専門にしている業者です。そのためとゆの修理の経験が多いわけではありません。とゆの修理に関しては、屋根修理業者に依頼しましょう。
とゆの修理工事は、足場の費用も考える必要があります。一般的な住宅は、平屋でもあっても地上から軒先まで2m以上の高さです。2m以上の高さは、労働安全衛生法令により高所作業と規定されているので、足場の組み立てが必要となります。
そのため、とゆの修理を行う際は修理費用だけでなく足場の費用まで必要になります。見積もりの際は必ず足場代も確認しておきましょう。
とゆの修理は、部分的であれば安くおさまりますが全体的な工事になると高額な費用が必要です。そのため、修理費用の負担を少しでも抑えるためにも3つのコツを紹介します。
とゆの破損の原因が自然災害の場合に、火災保険が活用できる場合があります。火災保険が適用されると、保険会社が修理費を負担してくれるのです。
とゆの破損に対して対象となる火災保険の補償は、主に以下の2つです。
・火災や落雷、破裂・爆発による被害の補償
・風災や雹災、雪災による被害の補償
たとえば、台風による影響でとゆが破損した場合は、火災保険の対象です。他にも大雪による破損も対象になります。そのため、保険会社に申請することで火災保険の補償を受けることが可能です。
ただし、加入している保険会社や加入プランによって審査の条件が異なるので注意が必要です。保険会社によっては、修理費用や破損してからの期間に条件が設けられています。たとえ台風による被害であっても条件がクリアできなければ自然災害として認められません。
また加入している火災保険のプランによっては、修理費用を全額負担してもらえない場合があります。そのため、火災保険の申請をする前は事前に補償内容を把握しておくことで大切です。後々トラブルが発生しても慌てずに対応できるでしょう。
とゆの修理は、外壁や屋根のメンテナンスと同時に行うのがおすすめです。外壁や屋根のメンテナンスと同時に行うことで、一度足場を組むだけで済みます。わざわざ別日に足場を組む必要がなくなるので、足場代を浮かせることが可能です。
また外壁や屋根のメンテナンスは10年前後に必要になります。とゆの寿命は20年~25年になるので、2回目のメンテナンスと一緒に行うのがおすすめです。
定期的にとゆを掃除することも、修理費用を抑えることに繋がります。とゆは一度詰まりが発生してしまうと、負担がかかるので劣化の進行が早まります。そのため、定期的に掃除を行うことでとゆの寿命を長持ちさせることが可能です。
とゆが長持ちすることで、修理の頻度を少なくできます。また修理の必要箇所も少なくできるので、修理費用を抑えられます。
この記事では、とゆの修理を検討する際のポイントや業者に依頼する場合の費用相場までお伝えしました。
ここで改めて、本記事の内容をおさらいしてみましょう。
◎とゆの修理方法を検討する際のポイント
・ひび割れの大きさを確認・破損が複数あるか確認 ・高所作業を必要とするか確認 |
◎自分でとゆを修理する方法
・支持金具の緩みを修理 ・ゴミの詰まりを取り除く ・小さなひび割れ |
◎工事別にかかる費用相場
・とゆの交換(1m辺り) …3,000円~5,000円 ・とゆの継ぎ手の補修(1ヵ所) …5,000円~20,000円 ・とゆの支持金具の修理 …10,000円~50,000円 ・とゆの修理及び交換(全体) …150,000円~600,000円 ・とゆの掃除 …5,000円~20,000円 |
◎とゆの修理費用を抑えるコツ
・火災保険の対象になるか確認する ・外壁や屋根のメンテナンスと同時に行う ・定期的にとゆを掃除する |
とゆの修理費用は、工事内容によって大きく異なります。そのため、定期的なメンテナンスを行うことで、修理費用を抑えることができるでしょう。
地元・大阪のお客様へ
3つのお約束
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