大阪府寝屋川市美井　雨樋補修と屋根点検で発見！漆喰修繕による雨漏り対策と防水工事

2024年9月10日

ー施工前・施工中の様子ー

エリア	寝屋川市
施工内容	雨どい工事屋根工事雨漏り修理
建物種別	一戸建て

ブログをご覧いただいている皆様こんにちは！
雨漏りや、外壁・屋根でお困りの事を解決します！りふぉーむカンパニーです✨

雨樋補修と屋根点検のご依頼

今回は雨樋の補修に関するご相談をいただきました。
現場は3階建ての建物で、狭小部分に設置された雨樋が損傷しており、雨水の流れが悪くなっているとのことでした。

特に3階という高さもあるため、。安全に作業を行うために一部足場を設置しながら作業を進めることとなりました。

長年の使用により詰まりや変形が生じていたため、該当部分を重点的に修理することに決定しました。
足場を組んでからしっかりと補修作業を終えました。

補修が無事完了した後、お客様から追加のご依頼として「屋根全体の点検もしてほしい」というリクエストをいただきました。特に、最近の台風や風雨による影響を心配されており、早急に点検を行うことが望まれていました。

屋根点検での発見

屋根の点検では、いくつかの劣化箇所を発見しました。特に目立ったのは、東鬼部分の漆喰が劣化していることでした。漆喰は古くなってくると乾燥してひび割れや崩れが生じやすくなりますが、今回のケースでは既に崩れ落ちている箇所も見られ、修繕が必要な状態でした。

お客様に雨漏りの状況について確認したところ、屋根の真下にあたる天井部分に大きな雨染みが発生しているとのことでした。実際に現場を確認した際には、その部分に広がる雨染みが確認でき、屋根からの雨水が浸入している可能性が高いと判断しました。こうした状況では、漆喰の修繕だけでなく、他の防水対策も必要となるケースが多いです。

漆喰修繕のプロセス

後日、お客様から正式に漆喰の修繕をご依頼いただきました。漆喰の修繕作業は、まず劣化した部分の漆喰を完全に撤去することから始まります。古い漆喰が残っていると、新しい漆喰との密着が悪く、再度劣化する原因となってしまうため、慎重に取り除きます。

漆喰の撤去が完了した後は、役物との取り合い部分に防水処理を施しました。特に、雨水の侵入を防ぐためにシリコンを打設し、確実な防水性能を確保しています。

シリコンは漆喰に比べて柔軟性があり、動きがある部分に適しているため、長期的な耐久性が期待できます。

その後、新しい漆喰を丁寧に塗り直し、仕上げ作業を行いました。漆喰は美観だけでなく、屋根全体の防水性や耐久性にも大きく関わる重要な要素ですので、細部まで丁寧に施工しました。

修繕と最終仕上げ

さらに、面戸や役物の打ち替えも必要であることが判明しました。
面戸とは、瓦と瓦の間に隙間ができないように詰められる部分で、これが劣化すると雨水が侵入しやすくなります。
今回は、劣化していた面戸を新しいものに打ち替え、屋根全体の防水性を向上させました。また、役物についても同様に打ち替えを行い、屋根全体がしっかりと機能する状態に戻しました。

全ての作業が完了した際には、お客様から「これで安心です」との嬉しいお言葉をいただきました。
修繕前に抱えていた不安が解消され、最終的な仕上がりにも大変ご満足いただけて嬉しいです✨