大阪府枚方市　和瓦の地震・台風被災対策　瓦止め工事

こんにちは！

今回も当ブログをご覧いただきありがとうございます✨

今回は初めましてのお客様ではなく、以前お家のメンテナンスをご依頼いただいたM様からのご依頼です。

以前屋根のメンテナンスとして漆喰を打ち替えさせていただいたのですが、今回は台風、地震の時に瓦が落ちないか心配だから、どうにか対策できないか？とのお話でした。

和瓦の屋根は、重量が重いので軽い屋根材の屋根に比べれば地震の影響を受けやすいのは確かです。

また、昔ながらの和瓦は釘などで固定されていないため、台風などによる強い風によって飛散することもあります。

2022年以降の新築時は和瓦の飛散脱落防止のために固定化が義務付けられており、国をあげて災害対策を進めていることが見受けられますね。

とはいえ、和瓦には和瓦だけの魅力があります。

まず他の瓦材に比べ経年劣化しづらく、長持ちします。

水仕舞や納まりを計算されたそのデザインも、究極の機能美と言えますね。

話が脱線してしまいました。笑

要約すると、和瓦はとても良い瓦材ですが、飛散脱落対策は必要だということです。

ということで、今回は瓦止め工法。巷ではラバーロック工法等と呼ばれている工法をオススメしました。

施工前の写真です。

ここに瓦用のシリコンを打設していきます。

瓦同士を接着することで飛散脱落を防止することができます！

打設完了です。

たまに瓦の隙間全てをシリコン打設している現場がありますが、これは不良施工です。

雨水が抜けるための通り道として確保しないといけない隙間がありますので、そこを避けて施工することが重要です。

ちなみに瓦全体をシリコンで覆った場合、雨水が侵入すると逃げ道が無いので雨漏りが起こります。ご注意ください。

棟瓦と呼ばれる屋根頂点部にも、瓦止めが大変効果的です。

瓦の接続部にシリコン打設します。

固定できました。

地瓦同様、闇雲に全ての隙間を覆うことはオススメできません。

施工完了です！

前回の漆喰メンテナンスと合わせて、屋根のメンテナンスはこれでバッチリです！

”これで屋根の事は安心して住めるわ”と、ホッとした様子のM様でした。

今後ともお家のお困り事は私にお任せください！

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