大阪府茨木市西太田町 基礎補強工事と床下湿気対策 床下工事の重要性と安心感

皆様こんにちは!りふぉーむカンパニー吹田店です!

今回は大阪府茨木市西太田町にお住まいのお客様の床下工事になります。

以前、屋根工事をご依頼いただきましたが、その雨漏りがもしかしたら壁をつたって床下まで侵入している可能性があると思い、点検をしたところ、基礎部分に大きなひび割れと、湿気により腐朽菌が発生しているが確認できました。

そこで、今回はお家の中で一番重要な基礎の補強と湿気対策の工事をすることとなりました!

弊社は工事の際にはすべてのお部屋の床下の写真や動画を撮影しますので、お客様にどういう工事をしていたのか、現状はどうなっているのかをしっかりと把握できるように記録に残していき、丁寧にご説明させていただきます。

まずは現状がどうなっているのか確認です。和室の床を支えている束柱ですが、湿気を下から吸い上げて木部がシミになっているのがわかります。含水率計という専用の機械でどれだけ水分があるのか可視化してお見せするのですが、目視でも十分なくらいでした。

そして、基礎を確認すると大きなひび割れがありました。こういったひび割れもクラックスケールという、ひび割れの大きさを測る物で確認します。しかしこのひび割れは至急対策しないといけないくらい大きなひび割れでした。

ここからが工事のレポートです。

1.根堀り

土に埋まっている基礎の根本を掘っていく作業をします。

2.基礎補強(タックダイン)の下塗り

下塗り材PS-10Gを基礎全体に塗布していきます。

3.パテ材の充填

ひび割れ部や、基礎の小さな穴、入隅にパテ材を充填していきます。

4.アラミド繊維シート貼り付け

アラミド繊維シートを貼り付けるための下塗り材PE-10Gを塗ってからアラミド繊維シートを貼り付けていきます。貼り付けた後は、ゴムベラで押さえつけて丁寧に脱泡(だっぽう)していきます。アラミド繊維シートは防弾チョッキや宇宙船などにも使用されていて、高強度なのに軽量という特徴を持ちます。

5. 上塗り

タックダインPE-10Gを貼り付けたアラミド繊維シートに上塗りしていきます。

これで、基礎補強は完了ですが、この翌日から湿気対策工事に移ります。

まずは、床下の大きな石(ガラ)や廃材を綺麗に取っていきます。この作業が床下で行うのがかなり大変です。

今回出てきたガラ、廃材はこの量でした!

これだけのガラや廃材が床下にありました!すごい量です。。。

綺麗に整地された床下に防湿シートを貼っていきます。シートとシートの重なる部分は15cm以上重ねて貼っていきます。

シートを貼った後は調湿材(ゼオライト)を撒いていきます。ゼオライトとは天然の鉱石であり、湿気が多いと湿気を吸い取り、乾燥すると湿気を放出する「吸放湿」の性質があり、床下の調湿や脱臭に効果があります。ゼオライトを床下全面に敷き詰めて完成したのがこちらです。

工事前と比べ、かなり湿気やカビの独特な匂いがなくなりました!カラッとした綺麗な床下になったことと、基礎もしっかりと補強されたので安心です!

床下の点検はもう何年もしていないなぁという方は一度点検だけだも受けてみて下さい。しっかりとお家の基礎をいい状態に保つことがお家にとってとても大切なことです。

その他、小さなお困りごとがあればいつでもご連絡ください。

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