フランチャイズ

小さなお店でも小さな会社でもフランチャイズ本部になれる!

小さなお店でもフランチャイズ本部になれる

~スモールビジネス新しいフランチャイズの仕組み~

こんにちは、(株)カンパニーズの松尾です。

約4年前からスモールフランチャイズ(FC)の本部をしています。その業種は、習い事教室のFCです。この経験から今年からは雨漏り修理のフランチャイズをスタートしました。フランチャイズと言った方がわかりやすいので言っていますが、私の中では地域ビジネスの横展開の方がしっくり行きます。

地域ビジネスの横展開というのは、例えば豊中市のこだわりのオーガニックのパン屋さんが数年後行列のできるパン屋さんになりました。その行列までに作り上げたノウハウを商圏が違う場所で店舗展開するイメージ。

私の周りでも繁盛しているデザイン事務所やオーガニックカフェ、スイーツ店、美容、など繁盛しているんだけど社長は忙しくて時間がないという事例がたくさんあります。しかも店舗展開を一切考えていないので常に現場に立っている社長がとても多いです。

当然、現場に出ることが好きな社長は大丈夫です。

しかし、多くの社長が現場を離れないと次のステージにいけないと悩みながら月日が流れています。

現場を離れるためにもまず多店舗思考、横展開思考から始めなければいつまで立っても今の状態のままです。

多店舗展開をすると決めた時に店舗運営の考え方が変わります

1店舗の時にはこの店をどうしていこうか?と考えますが、多店舗思考になればどのように繁盛の仕組みを作ろうという思考になる。

例えば、将来あなたのお店がフランチャイズ本部になるために必要なことは、①まずは繁盛させる ②繁盛の手順をノウハウ化する ③素人でもできる技術オペレーションにする ④独自性を持つ

当然、その1店舗が商品になるので、経営の意識が変わります。

私も2010年にハウスメンテナンスビジネスを始めましたが、最初から横展開を将来やろうと考えてビジネスを作ってきました。

最初のスタートはエアコンクリーニングを集客商品にした住まいの便利屋さん。このビジネスはスタート初月から黒字になりました。そこから便利屋さんをリフォーム業にして単価を上げながら5年ほど行いました。しかし、横展開には向いていないと結論を出して、弊社がこだわってきたエアコンクリーニングを軸から外しました。

その試行錯誤の中、波板や雨樋や雨漏りをベースに経営するお店に変わり2年の試験を経て今年から売り出しました。

今思うとこの試行錯誤も多店舗思考がなければ、利益が出ていたエアコン掃除からのハウスメンテナンス事業を深掘りしていたと思います。

なぜなら、新しいことを行うことは経営者以外はあまり理解できないし新しく覚えることが増えるので、あまり積極的にはならないからです。

しかし、多店舗思考のお陰で繁盛させながら仕組みに落とし込むことを目指す事が出来ました。

次からは少し具体的な話をお伝えします。

最高な商品サービスを作り、属人的では無い仕事に仕組み化する

自分の店で多少うまくいっていることを一気に変えることは難しい。しかし、横展開をすると考えれば、最高な商品サービスに妥協できなくなる。

さらに、長年の修行が必要なことは横展開には向いていないので、誰でもできるような仕組みを作らなければいけない。

私は水商売や訪問販売をやっていた期間があるんですが、ほとんどのお店や会社に仕組みがありません。例えば集客の仕組みも、売上をあげる仕組みも、リピート対策も全てマンパワーです。創意工夫で集客から販売までしてくださいほど怖いものはありません。

なので、人がやめたらガツーンと売上が下がります。人材頼みの運任せなのでほとんどが潰れてしまいました。なので凡人経営者はやるやらないは置いといて、多店舗・横展開思考を持った方がよかです。

集客・接客・営業・再来店の仕組みづくりの考え方

集客パターンは多い方がいいです。弊社でいえば、サイト・SNS・ランディングページ・チラシ・フリーペーパーなどをしっかり使っています。

特にウェブ集客は、小さな個人店でもしっかり作り込めば大手と違う土俵を作れます。よくある今すぐ集客できるなどを頼って、うまくいったとしても参入障壁が低すぎて競合だらけになる可能性があります。

ウェブが衰退することはないので時間をかけてでも勉強した方がいいです。できるだけ早く。私たちもチラシだけで集客していましたが、ウェブはスピード感とスケール感が全く違います。今もいつかの為に日々学んでいます。

あなたもアマゾンや楽天のようなウェブサイトではなくスモールビジネスの利点を詰め込んだウェブ戦略を作るんです。

集客はお店全体の仕組みを確立すること。来店したお客様の対応をどうすればいいのか?を、全スタッフが意思の統一できる事が大切です。ここも多店舗、横展開思考を持つことに仕組みづくりの大切さが頭に浮かぶはずです。なぜなら、出来上がったノウハウを販売したりスタッフに教育を任せるようにしなければいけないから。

まとめ

一人で運営している店でも多店舗、横展開思考をスタート時に持つのか持たないのかで数年後のあなたのステージが決まります。

つづく

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